自鳴鐘とけいの音おとが
消きえる午前ごぜん三時さんじ
透すきとおった
扉とびらに映うつる影かげ
手招てまねきに 誘さそわれて
花はなを燃もやす香かおり
噎むせるように甘あまく
漂ただようなかで
鍵かぎを開あけてしまう
ざわめきの 声こえの渦うず
今宵こよいは 金きんの美酒びしゅ
さあ お召めしあそばせ
紅くれない 肌はだを染そめ
ドアの外そとはカルナバル
見知みしらぬ人々ひとびとが踊おどるの
誰だれも私わたしにかまわないで
天使てんしのままで生いきていたい
貴方あなたの顔かおさえ
忘わすれてしまったわ
杯さかずきのなか
沈しずんでゆく涙なみだは
少すこしずつ 嘘うその味あじ
この世よは 邪悪じゃあくの蛇へび
巻まかれて 惑まどわされ
それでも 愛あいしたい
身みも心こころもゆだねる
闇やみ夜よの帳とばりの波間なみまに
黒くろい薔薇ばらの花はなを抱だいて
天使てんしのままで息いき絶たえる
今宵こよいは 銀ぎんの雨あめ
ああ 熱あつい矢やのよう
終おわりの ない祭まつり戯おどけ
ドアの外そとはカルナバル
見知みしらぬ人々ひとびとが踊おどるの
誰だれも私わたしにかまわないで
天使てんしのままで生いきていたい
身みも心こころもゆだねる
闇やみ夜よの帳とばりの波間なみまに
黒くろい薔薇ばらの花はなを抱だいて
天使てんしのままで息いき絶たえる
自鳴鐘tokeiのno音otoがga
消kiえるeru午前gozen三時sanji
透suきとおったkitootta
扉tobiraにni映utsuるru影kage
手招temaneきにkini 誘sasoわれてwarete
花hanaをwo燃moやすyasu香kaoりri
噎muせるようにseruyouni甘amaくku
漂tadayoうなかでunakade
鍵kagiをwo開aけてしまうketeshimau
ざわめきのzawamekino 声koeのno渦uzu
今宵koyoiはha 金kinのno美酒bisyu
さあsaa おo召meしあそばせshiasobase
紅kurenai 肌hadaをwo染soめme
ドアdoaのno外sotoはhaカルナバルkarunabaru
見知mishiらぬranu人々hitobitoがga踊odoるのruno
誰dareもmo私watashiにかまわないでnikamawanaide
天使tenshiのままでnomamade生iきていたいkiteitai
貴方anataのno顔kaoさえsae
忘wasuれてしまったわreteshimattawa
杯sakazukiのなかnonaka
沈shizuんでゆくndeyuku涙namidaはha
少sukoしずつshizutsu 嘘usoのno味aji
このkono世yoはha 邪悪jaakuのno蛇hebi
巻maかれてkarete 惑madoわされwasare
それでもsoredemo 愛aiしたいshitai
身miもmo心kokoroもゆだねるmoyudaneru
闇yami夜yoのno帳tobariのno波間namimaにni
黒kuroいi薔薇baraのno花hanaをwo抱daいてite
天使tenshiのままでnomamade息iki絶taえるeru
今宵koyoiはha 銀ginのno雨ame
ああaa 熱atsuいi矢yaのようnoyou
終oわりのwarino ないnai祭matsuri戯odoke
ドアdoaのno外sotoはhaカルナバルkarunabaru
見知mishiらぬranu人々hitobitoがga踊odoるのruno
誰dareもmo私watashiにかまわないでnikamawanaide
天使tenshiのままでnomamade生iきていたいkiteitai
身miもmo心kokoroもゆだねるmoyudaneru
闇yami夜yoのno帳tobariのno波間namimaにni
黒kuroいi薔薇baraのno花hanaをwo抱daいてite
天使tenshiのままでnomamade息iki絶taえるeru