ゆらゆら漂ただよう
波なみと波なみの隙すき間までひとり
舟ふねを漕こぐ
行ゆき交かう数多あまたの
豪ごう華か客きゃく船せん
や幽ゆう霊れい船せんや
泥どろ舟ぶねや
ひたすら漂ただよう
波なみと波なみの隙すき間までひとり
舟ふねを漕こぐ
胸むねの奥おくにある
強つよくて濃こい濁にごりを抱かかえて
舟ふねを漕こぐ
願ねがいや
想おもいや
祈いのりや
呪のろいや
僕ぼく以い外がい間ま違ちがいか
僕ぼくが間ま違ちがいか
気きにしたり 気きにしたり
くり返かえして
勘かん違ちがい場ば違ちがいすれ違ちがいを
気きにしたり 気きにしたり
くり返かえして
ひとりで
救きゅう命めいボートで
漂ただよう
漂ただよう
ゆらゆらyurayura漂tadayoうu
波namiとto波namiのno隙suki間maでひとりdehitori
舟funeをwo漕koぐgu
行yuきki交kaうu数多amataのno
豪gou華ka客kyaku船sen
やya幽yuu霊rei船senやya
泥doro舟buneやya
ひたすらhitasura漂tadayoうu
波namiとto波namiのno隙suki間maでひとりdehitori
舟funeをwo漕koぐgu
胸muneのno奥okuにあるniaru
強tsuyoくてkute濃koいi濁nigoりをriwo抱kakaえてete
舟funeをwo漕koぐgu
願negaいやiya
想omoいやiya
祈inoりやriya
呪noroいやiya
僕boku以i外gai間ma違chigaいかika
僕bokuがga間ma違chigaいかika
気kiにしたりnishitari 気kiにしたりnishitari
くりkuri返kaeしてshite
勘kan違chigaいi場ba違chigaいすれisure違chigaいをiwo
気kiにしたりnishitari 気kiにしたりnishitari
くりkuri返kaeしてshite
ひとりでhitoride
救kyuu命meiボboートtoでde
漂tadayoうu
漂tadayoうu