曲まがりくねった細ほそい道みち 揺ゆれて過すぎたる紬つむぎの貴女あのひと
白しろい日傘ひがさに添そえし指ゆびにも 忘わすれぬあの日ひのしぐさそのままに
あれから季節きせつは幾度いくたび 生うまれ死しんでいったのでしょう
風かぜに浮うかんだ衿えりの白しろさも 知しらぬ誰だれかのためにと思おもわれて
思おもいもよらぬ二人ふたりの再会であいに 心こころは揺ゆれて時ときさえまわらず
戸惑とまどう貴女ひとの影かげを追おいかけ足あしを早はやめる 虚むなしさ噛かみしめて
あれから季節きせつは幾度いくたび 生うまれ死しんでいったのでしょう
紅あかく汗あせばみ燃もゆる爪紅つまべに 女おんなになりし貴女息あのひといきづかせ
坂道さかみちを下くだる二人ふたりの影かげは 結むすんだ糸いともほぐれてしまって
影踏かげふみしめる私わたしの足あしは 過去かこの幸しあわせ引ひきずったままです
あれから季節きせつは幾度いくたび 生うまれ死しんでいったのでしょう
帰かえれとは言いえず戻もどれとも願ねがえぬ 遠とおい遠とおい昨日きのうが後うしろから
帰かえれとは言いえず戻もどれとも願ねがえぬ 遠とおい遠とおい昨日きのうが後うしろから
曲maがりくねったgarikunetta細hosoいi道michi 揺yuれてrete過suぎたるgitaru紬tsumugiのno貴女anohito
白shiroいi日傘higasaにni添soえしeshi指yubiにもnimo 忘wasuれぬあのrenuano日hiのしぐさそのままにnoshigusasonomamani
あれからarekara季節kisetsuはha幾度ikutabi 生uまれmare死shiんでいったのでしょうndeittanodesyou
風kazeにni浮uかんだkanda衿eriのno白shiroさもsamo 知shiらぬranu誰dareかのためにとkanotamenito思omoわれてwarete
思omoいもよらぬimoyoranu二人futariのno再会deaiにni 心kokoroはha揺yuれてrete時tokiさえまわらずsaemawarazu
戸惑tomadoうu貴女hitoのno影kageをwo追oいかけikake足ashiをwo早hayaめるmeru 虚munaしさshisa噛kaみしめてmishimete
あれからarekara季節kisetsuはha幾度ikutabi 生uまれmare死shiんでいったのでしょうndeittanodesyou
紅akaくku汗aseばみbami燃moゆるyuru爪紅tsumabeni 女onnaになりしninarishi貴女息anohitoikiづかせdukase
坂道sakamichiをwo下kudaるru二人futariのno影kageはha 結musuんだnda糸itoもほぐれてしまってmohogureteshimatte
影踏kagefuみしめるmishimeru私watashiのno足ashiはha 過去kakoのno幸shiawaせse引hiきずったままですkizuttamamadesu
あれからarekara季節kisetsuはha幾度ikutabi 生uまれmare死shiんでいったのでしょうndeittanodesyou
帰kaeれとはretoha言iえずezu戻modoれともretomo願negaえぬenu 遠tooいi遠tooいi昨日kinouがga後ushiろからrokara
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