陰かげり始はじめる
闇纏やみまとい誘さそう
詞しは人ひとを性さがを狂くるわせる魔術まじゅつ
何なんにも言いわないで
やめて言いわせないで
だけど行いかないで
一人ひとりにしないで
「信しんじてる…」
呟つぶやいて
「信しんじてる…?」
虚言きょげんのようで
「信しんじたい...」
嗚呼何故ああなぜだろう
心こころは空言そらごとだらけ
眸めを開ひらけ
愛あいを叫さけべ
蝕むしばまれて
光果ひかりはてるまで
何なにもかも
変かわり果はてても
鬩せめぎあう情熱じょうねつが
犇ひしめいて抗あらがうように
時ときは満みちた
闇泳やみおよぐ十六夜いざよい
揺ゆれ浮うかび影かげを宿やどす魔力秘まりょくひめた貴石きせき
嗚呼迫ああせまる侵おかされる
言霊ことだまが騒さわぐ
無様ぶざまな叫さけびは宙そらに消きえたままで
「愛あいしてる…」
囁ささやいて
「愛あいしてる…?」
耳みみを塞ふさいで
「愛あいしたい…」
ねぇ何故なぜなの
こんなに傍そばにいるはずなのに
眸めを開ひらけ
愛あいを叫さけべ
蝕むしばまれて
光果ひかりはてるまで
何なにもかも
縛しばり付つけても
暴あばれ出だす情念じょうねんが
憎にくしみを吐はき出だすように
眸めを開ひらけ
愛あいを叫さけべ
蝕むしばまれて
光果ひかりはてるまで
何なにもかも
変かわり果はてても
鬩せめぎあう情熱じょうねつが
犇ひしめく
眸ひとみ(め)を開あけ…
何なにもかも...
零こぼれ出だす炎ほのおが跡絶とだえる
陰kageりri始hajiめるmeru
闇纏yamimatoいi誘sasoうu
詞shiはha人hitoをwo性sagaをwo狂kuruわせるwaseru魔術majutsu
何nanにもnimo言iわないでwanaide
やめてyamete言iわせないでwasenaide
だけどdakedo行iかないでkanaide
一人hitoriにしないでnishinaide
「信shinじてるjiteru…」
呟tsubuyaいてite
「信shinじてるjiteru…?」
虚言kyogenのようでnoyoude
「信shinじたいjitai...」
嗚呼何故aanazeだろうdarou
心kokoroはha空言soragotoだらけdarake
眸meをwo開hiraけke
愛aiをwo叫sakeべbe
蝕mushibaまれてmarete
光果hikarihaてるまでterumade
何naniもかもmokamo
変kaわりwari果haててもtetemo
鬩semeぎあうgiau情熱jounetsuがga
犇hishiめいてmeite抗aragaうようにuyouni
時tokiはha満miちたchita
闇泳yamioyoぐgu十六夜izayoi
揺yuれre浮uかびkabi影kageをwo宿yadoすsu魔力秘maryokuhiめたmeta貴石kiseki
嗚呼迫aasemaるru侵okaされるsareru
言霊kotodamaがga騒sawaぐgu
無様buzamaなna叫sakeびはbiha宙soraにni消kiえたままでetamamade
「愛aiしてるshiteru…」
囁sasayaいてite
「愛aiしてるshiteru…?」
耳mimiをwo塞fusaいでide
「愛aiしたいshitai…」
ねぇnee何故nazeなのnano
こんなにkonnani傍sobaにいるはずなのにniiruhazunanoni
眸meをwo開hiraけke
愛aiをwo叫sakeべbe
蝕mushibaまれてmarete
光果hikarihaてるまでterumade
何naniもかもmokamo
縛shibaりri付tsuけてもketemo
暴abaれre出daすsu情念jounenがga
憎nikuしみをshimiwo吐haきki出daすようにsuyouni
眸meをwo開hiraけke
愛aiをwo叫sakeべbe
蝕mushibaまれてmarete
光果hikarihaてるまでterumade
何naniもかもmokamo
変kaわりwari果haててもtetemo
鬩semeぎあうgiau情熱jounetsuがga
犇hishiめくmeku
眸hitomi(めme)をwo開aけke…
何naniもかもmokamo...
零koboれre出daすsu炎honooがga跡絶todaえるeru