憂うれいの雨上あめあがって ふたり出掛でかけよう
シルクの雲見上くもみあげた 世界せかいが透明とうめいに見みえる
まだ少すこし風かぜは温あたたかい
その後あとで君きみは言いう 眩まぶしそうに
泣なき笑わらって 僕ぼくは臆病者おくびょうものだから
道みちを逸そらしてみたり
掻かき毟むしってその度朝たびあさが見みえなくなる
忘わすれて去いくんだ 僕ぼくを
憂うれいの雨上あめあがって ふたり出掛でかけよう
光ひかりの水跨みずまたいだ 波打なみうって泳およいで見みえる
ただ少すこし息継いきつぎが足たりないだけ
慣なれてしまった不自由ふじゆうさに
何故君なぜきみは僕ぼくより、なんて本気ほんきで思おもうの?
目めを逸そらしたり
掻かき毟むしって誤摩化ごまかさないで
格好かっこうつけないで 隣となりにいるよ
――――掻かき毟むしって
あたしが泣なき崩くずれた時ときは目めを離はなさない
抱だき抱かかえて その度強たびつよさに憧あこがれた
嫉妬しっとしてしまうほど
泣なき笑わらって 僕ぼくは臆病者おくびょうものだからなんて
あの頃ころふたり
その世界せかいはいつまでも透明とうめいに塗ぬられてる
面影おもかげに泣ないて笑わらった
憂ureいのino雨上ameaがってgatte ふたりfutari出掛dekaけようkeyou
シルクshirukuのno雲見上kumomiaげたgeta 世界sekaiがga透明toumeiにni見miえるeru
まだmada少sukoしshi風kazeはha温atataかいkai
そのsono後atoでde君kimiはha言iうu 眩mabuしそうにshisouni
泣naきki笑waraってtte 僕bokuはha臆病者okubyoumonoだからdakara
道michiをwo逸soらしてみたりrashitemitari
掻kaきki毟mushiってそのttesono度朝tabiasaがga見miえなくなるenakunaru
忘wasuれてrete去iくんだkunda 僕bokuをwo
憂ureいのino雨上ameaがってgatte ふたりfutari出掛dekaけようkeyou
光hikariのno水跨mizumataいだida 波打namiuってtte泳oyoいでide見miえるeru
ただtada少sukoしshi息継ikitsuぎがgiga足taりないだけrinaidake
慣naれてしまったreteshimatta不自由fujiyuuさにsani
何故君nazekimiはha僕bokuよりyori、なんてnante本気honkiでde思omoうのuno?
目meをwo逸soらしたりrashitari
掻kaきki毟mushiってtte誤摩化gomakaさないでsanaide
格好kakkouつけないでtsukenaide 隣tonariにいるよniiruyo
――――掻kaきki毟mushiってtte
あたしがatashiga泣naきki崩kuzuれたreta時tokiはha目meをwo離hanaさないsanai
抱daきki抱kakaえてete そのsono度強tabitsuyoさにsani憧akogaれたreta
嫉妬shittoしてしまうほどshiteshimauhodo
泣naきki笑waraってtte 僕bokuはha臆病者okubyoumonoだからなんてdakaranante
あのano頃koroふたりfutari
そのsono世界sekaiはいつまでもhaitsumademo透明toumeiにni塗nuられてるrareteru
面影omokageにni泣naいてite笑waraったtta