フェリー待まつ埠頭ふとう 人波ひとなみの中なかで
僕ぼくと君きみだけ 行いくあてもなくて
WO WO
頬ほほに両手りょうてあてて
ガラス窓まどを のぞき込こむ君きみの目めは
何なにか言いっても 振ふり向むかないくらい
遠とおい 海うみ見みてる
君きみから離はなれてく 気持きもちが離はなれてく
最後さいごの冬ふゆに凍こごえてる
君きみは気きづいている たぶん気きづいている
恋こいの終おわり近ちかいこと
海岸通かいがんどおり 僕ぼくが先さき歩あるく
イルミネイション 海うみの上うえ伸のびて
WO WO
初はじめて来きた時ときは
港みなとのそば 小ちいさな芝しばの上うえ
向むこう側がわへと 海うみを越こえる橋はしを
渡わたる 夢見ゆめみてた
僕ぼくから消きえていく 気持きもちが消きえていく
吐息といきのように薄うすれてく
君きみは確たしかめない 僕ぼくに確たしかめない
橋はしの灯あかりを見みつめてる
僕ぼくは切きり出だせない 君きみに切きり出だせない
思おもい出でにする気きのくせに
風かぜが冷つめたすぎて 君きみに冷つめたすぎて
恋こいの終おわりすぐそこに
何故なぜ 何なにも言いわないの
何故なぜ 何なにも聞きかないの
何故なぜ 許ゆるそうとするの
余計よけいに胸むねが痛いたむのに
初はじめてきた場所ばしょへ
来きたかったの 背中せなかから君きみの声こえ
そして最後さいごの 場所ばしょになる二人ふたりは
春はるへ 渡わたれないから
君きみから離はなれてく 気持きもちが離はなれてく
最後さいごの冬ふゆに凍こごえてる
君きみは気きづいている たぶん気きづいている
恋こいの終おわり近ちかいこと
僕ぼくは切きり出だせない 君きみに切きり出だせない
思おもい出でにする気きのくせに
風かぜが冷つめたすぎて 君きみに冷つめたすぎて
恋こいの終おわりすぐそこに
フェリferiー待maつtsu埠頭futou 人波hitonamiのno中nakaでde
僕bokuとto君kimiだけdake 行iくあてもなくてkuatemonakute
WO WO
頬hohoにni両手ryouteあててatete
ガラスgarasu窓madoをwo のぞきnozoki込koむmu君kimiのno目meはha
何naniかka言iってもttemo 振fuりri向muかないくらいkanaikurai
遠tooいi 海umi見miてるteru
君kimiからkara離hanaれてくreteku 気持kimoちがchiga離hanaれてくreteku
最後saigoのno冬fuyuにni凍kogoえてるeteru
君kimiはha気kiづいているduiteiru たぶんtabun気kiづいているduiteiru
恋koiのno終oわりwari近chikaいことikoto
海岸通kaigandooりri 僕bokuがga先saki歩aruくku
イルミネイションirumineisyon 海umiのno上ue伸noびてbite
WO WO
初hajiめてmete来kiたta時tokiはha
港minatoのそばnosoba 小chiiさなsana芝shibaのno上ue
向muこうkou側gawaへとheto 海umiをwo越koえるeru橋hashiをwo
渡wataるru 夢見yumemiてたteta
僕bokuからkara消kiえていくeteiku 気持kimoちがchiga消kiえていくeteiku
吐息toikiのようにnoyouni薄usuれてくreteku
君kimiはha確tashiかめないkamenai 僕bokuにni確tashiかめないkamenai
橋hashiのno灯akaりをriwo見miつめてるtsumeteru
僕bokuはha切kiりri出daせないsenai 君kimiにni切kiりri出daせないsenai
思omoいi出deにするnisuru気kiのくせにnokuseni
風kazeがga冷tsumeたすぎてtasugite 君kimiにni冷tsumeたすぎてtasugite
恋koiのno終oわりすぐそこにwarisugusokoni
何故naze 何naniもmo言iわないのwanaino
何故naze 何naniもmo聞kiかないのkanaino
何故naze 許yuruそうとするのsoutosuruno
余計yokeiにni胸muneがga痛itaむのにmunoni
初hajiめてきたmetekita場所basyoへhe
来kiたかったのtakattano 背中senakaからkara君kimiのno声koe
そしてsoshite最後saigoのno 場所basyoになるninaru二人futariはha
春haruへhe 渡wataれないからrenaikara
君kimiからkara離hanaれてくreteku 気持kimoちがchiga離hanaれてくreteku
最後saigoのno冬fuyuにni凍kogoえてるeteru
君kimiはha気kiづいているduiteiru たぶんtabun気kiづいているduiteiru
恋koiのno終oわりwari近chikaいことikoto
僕bokuはha切kiりri出daせないsenai 君kimiにni切kiりri出daせないsenai
思omoいi出deにするnisuru気kiのくせにnokuseni
風kazeがga冷tsumeたすぎてtasugite 君kimiにni冷tsumeたすぎてtasugite
恋koiのno終oわりすぐそこにwarisugusokoni