通かよい慣なれていた街まちに近ちかづいたら 心乱こころみだれる自分じぶん ふと恐おそれた
予感よかんは見事みごとに打うち砕くだかれたんだ 外そとを振ふり返かえる余裕よゆうすらあって
とりつかれたように失うしなってった感情かんじょうは
深ふかい悲かなしみが残のこらず蝕むしばんでいって
穴あなだらけの体からだは その空洞くうどうを
埋うめることさえも拒絶きょぜつしていた
長ながい髪かみを切きって歪ひずんだ音おとを出だしてみた
冷つめたい風かぜが首くびをくすぐったら
「あの時ときもっと…」なんて思おもい出だすことをとどまった
心こころはすでに離はなれていた
酷ひどく争あらそったり異常いじょうに求もとめ合あったり
今いまは色褪いろあせて まるで他人事たにんごとみたいに
「昔むかしは一人ひとりじゃ夜よるも寝ねつけなかった」なんて笑わらえる余裕よゆうすらあって
定さだめられた未来みらいが導みちびいていたとしたなら…
そう考かんがえたときに繋つながったんだ
なぞる指ゆびが綴つづったこの詩うたにアナタはいなかった
アタシはすでに変かわれていた
長ながい髪かみを切きって歪ひずんだ音おとを出だしてみた
冷つめたい風かぜが首くびをくすぐったら
「あの時ときもっと…」なんて思おもい出だすことを止とどまった
心こころはすでに離はなれていた
通kayoいi慣naれていたreteita街machiにni近chikaづいたらduitara 心乱kokoromidaれるreru自分jibun ふとfuto恐osoれたreta
予感yokanはha見事migotoにni打uちchi砕kudaかれたんだkaretanda 外sotoをwo振fuりri返kaeるru余裕yoyuuすらあってsuraatte
とりつかれたようにtoritsukaretayouni失ushinaってったttetta感情kanjouはha
深fukaいi悲kanaしみがshimiga残nokoらずrazu蝕mushibaんでいってndeitte
穴anaだらけのdarakeno体karadaはha そのsono空洞kuudouをwo
埋uめることさえもmerukotosaemo拒絶kyozetsuしていたshiteita
長nagaいi髪kamiをwo切kiってtte歪hizuんだnda音otoをwo出daしてみたshitemita
冷tsumeたいtai風kazeがga首kubiをくすぐったらwokusuguttara
「あのano時tokiもっとmotto…」なんてnante思omoいi出daすことをとどまったsukotowotodomatta
心kokoroはすでにhasudeni離hanaれていたreteita
酷hidoくku争arasoったりttari異常ijouにni求motoめme合aったりttari
今imaはha色褪iroaせてsete まるでmarude他人事taningotoみたいにmitaini
「昔mukashiはha一人hitoriじゃja夜yoruもmo寝neつけなかったtsukenakatta」なんてnante笑waraえるeru余裕yoyuuすらあってsuraatte
定sadaめられたmerareta未来miraiがga導michibiいていたとしたならiteitatoshitanara…
そうsou考kangaえたときにetatokini繋tsunaがったんだgattanda
なぞるnazoru指yubiがga綴tsuduったこのttakono詩utaにniアナタanataはいなかったhainakatta
アタシatashiはすでにhasudeni変kaわれていたwareteita
長nagaいi髪kamiをwo切kiってtte歪hizuんだnda音otoをwo出daしてみたshitemita
冷tsumeたいtai風kazeがga首kubiをくすぐったらwokusuguttara
「あのano時tokiもっとmotto…」なんてnante思omoいi出daすことをsukotowo止todoまったmatta
心kokoroはすでにhasudeni離hanaれていたreteita