脆弱ぜいじゃくな意識いしきは剥はがれ ゆっくりと足音あしおとを立たてずに
灰はいになり粉々こなごなに散ちる それだけそれだけ Without a trace
後のちに知しる感情かんじょうは 無力むりょくより卑怯ひきょう
混在意識こんざいいしきの底そこを這はう 潜在意識せんざいいしきに問といかける
「目めの前まえの明日あすが見みえない。」
立たち尽つくす季節きせつに息いきを埋うめて 救すくいを待まった君きみは無むへ
もう聞きこえはしない枯かれた詩うたは 宛あても無なく泣ないている
「喪失そうしつ」に流ながす涙なみだは 耐たえてた苦くるしみにも流ながれる?
誰だれもが見殺みごろすかのよう 目蓋まぶたを閉とじる
螺旋らせんに絡からまる身体からだが ゆっくりゆっくり捩ねじれる
千せんの棘とげを喉のどにあて問とう 俺おれに何なにが救すくえる?
「目めの前まえで明日あすが死しんでる。」
立たち尽つくす季節きせつに息いきを埋うめて 救すくいを待まった君きみは無むへ
もう聞きこえはしない枯かれた詩うたは 宛あても無なく泣ないている
降ふりしきる翳かすみが晴はれぬように… 生いきた証あかしが消きえぬように…
この詩うたが君きみへと届とどくのなら 偽善ぎぜんだと思おもうだろう
立たち尽つくす季節きせつに息いきを埋うめて 救すくいを待まった君きみは無むへ
もう 聞きこえぬようにかけた声こえは戻もどせない 罪つみと知しる
脆弱zeijakuなna意識ishikiはha剥haがれgare ゆっくりとyukkurito足音ashiotoをwo立taてずにtezuni
灰haiになりninari粉々konagonaにni散chiるru それだけそれだけsoredakesoredake Without a trace
後nochiにni知shiるru感情kanjouはha 無力muryokuよりyori卑怯hikyou
混在意識konzaiishikiのno底sokoをwo這haうu 潜在意識senzaiishikiにni問toいかけるikakeru
「目meのno前maeのno明日asuがga見miえないenai。」
立taちchi尽tsuくすkusu季節kisetsuにni息ikiをwo埋uめてmete 救sukuいをiwo待maったtta君kimiはha無muへhe
もうmou聞kiこえはしないkoehashinai枯kaれたreta詩utaはha 宛aてもtemo無naくku泣naいているiteiru
「喪失soushitsu」にni流nagaすsu涙namidaはha 耐taえてたeteta苦kuruしみにもshiminimo流nagaれるreru?
誰dareもがmoga見殺migoroすかのようsukanoyou 目蓋mabutaをwo閉toじるjiru
螺旋rasenにni絡karaまるmaru身体karadaがga ゆっくりゆっくりyukkuriyukkuri捩nejiれるreru
千senのno棘togeをwo喉nodoにあてniate問toうu 俺oreにni何naniがga救sukuえるeru?
「目meのno前maeでde明日asuがga死shiんでるnderu。」
立taちchi尽tsuくすkusu季節kisetsuにni息ikiをwo埋uめてmete 救sukuいをiwo待maったtta君kimiはha無muへhe
もうmou聞kiこえはしないkoehashinai枯kaれたreta詩utaはha 宛aてもtemo無naくku泣naいているiteiru
降fuりしきるrishikiru翳kasuみがmiga晴haれぬようにrenuyouni… 生iきたkita証akashiがga消kiえぬようにenuyouni…
このkono詩utaがga君kimiへとheto届todoくのならkunonara 偽善gizenだとdato思omoうだろうudarou
立taちchi尽tsuくすkusu季節kisetsuにni息ikiをwo埋uめてmete 救sukuいをiwo待maったtta君kimiはha無muへhe
もうmou 聞kiこえぬようにかけたkoenuyounikaketa声koeはha戻modoせないsenai 罪tsumiとto知shiるru