暮くれてわびしい いで湯ゆの町まちを
訪たずねて来きたのさ 肥薩線ひさつせん
ともる灯あかりに
君きみの横顔よこがお 探さがしても
知しらぬ他国たこくの 旅たびの花はな
ひと目め逢あいたい 霧島きりしまのひとよ
もしもあの時とき 引ひき止とめたなら
悔くやんでいないさ こんなにも
別わかれ間際まぎわの
濡ぬれた眼差まなざし 手てのぬくみ
泣なけてくるのさ 湯ゆけむりに
何処どこにいるのか 霧島きりしまのひとよ
やせた肩先かたさき 草木染くさきの着物きもの
一ヶ月ひとつき前まえまで 居いたという
噂うわさとぎれて
明日あすは発たとうか 隼人はやと駅えき
遠とおいあの日ひの 面影おもかげを
抱だいて生いきるよ 霧島きりしまのひとよ
暮kuれてわびしいretewabishii いでide湯yuのno町machiをwo
訪tazuねてnete来kiたのさtanosa 肥薩線hisatsusen
ともるtomoru灯akaりにrini
君kimiのno横顔yokogao 探sagaしてもshitemo
知shiらぬranu他国takokuのno 旅tabiのno花hana
ひとhito目me逢aいたいitai 霧島kirishimaのひとよnohitoyo
もしもあのmoshimoano時toki 引hiきki止toめたならmetanara
悔kuyaんでいないさndeinaisa こんなにもkonnanimo
別wakaれre間際magiwaのno
濡nuれたreta眼差manazaしshi 手teのぬくみnonukumi
泣naけてくるのさketekurunosa 湯yuけむりにkemurini
何処dokoにいるのかniirunoka 霧島kirishimaのひとよnohitoyo
やせたyaseta肩先katasaki 草木染kusakiのno着物kimono
一ヶ月hitotsuki前maeまでmade 居iたというtatoiu
噂uwasaとぎれてtogirete
明日asuはha発taとうかtouka 隼人hayato駅eki
遠tooいあのiano日hiのno 面影omokageをwo
抱daいてite生iきるよkiruyo 霧島kirishimaのひとよnohitoyo