街まちは蜃気楼しんきろう 塩しおでできた海うみを舟ふねはゆく
青空あおぞらに光ひかる影かげ 木漏こもれ日びのよう
鏡かがみに映うつる 涙なみだのあと まつげのあたりから
夜よるへといざなう 紺碧こんぺきのあおい空そら
羽はねを広ひろげて もっと遠とおいところへ
夢見ゆめみる合図あいず 月明つきあかり
まつ毛げのあたりで 立たち止どまり
飛とばされた帽子ぼうし 舞まい上あがる
曇くもりなき空そらの 上うえのほうへ
氷こおりの世界せかいを溶とかすほどの
あふれる涙なみだは 誰だれの目めにも触ふれないで
羽はねを広ひろげて もっと遠とおいところへ
街machiはha蜃気楼shinkirou 塩shioでできたdedekita海umiをwo舟funeはゆくhayuku
青空aozoraにni光hikaるru影kage 木漏komoれre日biのようnoyou
鏡kagamiにni映utsuるru 涙namidaのあとnoato まつげのあたりからmatsugenoatarikara
夜yoruへといざなうhetoizanau 紺碧konpekiのあおいnoaoi空sora
羽haneをwo広hiroげてgete もっとmotto遠tooいところへitokorohe
夢見yumemiるru合図aizu 月明tsukiakaりri
まつmatsu毛geのあたりでnoataride 立taちchi止doまりmari
飛toばされたbasareta帽子boushi 舞maいi上aがるgaru
曇kumoりなきrinaki空soraのno 上ueのほうへnohouhe
氷kooriのno世界sekaiをwo溶toかすほどのkasuhodono
あふれるafureru涙namidaはha 誰dareのno目meにもnimo触fuれないでrenaide
羽haneをwo広hiroげてgete もっとmotto遠tooいところへitokorohe