夜明けの光をあつめながら 歌詞 やなぎなぎ 日本テレビ「バズリズム2」ED ふりがな付

突然とつぜんの興味きょうみに降ふられて
慣なれない道みちの果はて見みつけた空そらは
あくる年としは同おなじようで
だけど何なにも等ひとしくはない

傾かしぐ星ほしを指折ゆびおり数かぞえては
逸はやる時間じかんを睨にらんだ

夜明よあけの光ひかりをあつめながら
高鳴たかなる明日あしたをさがして
白しろく染そまった溜ため息いき そっと泳およがせる
冷ひえ切きった鼻先はなさきあたためて
明日あすの方ほうへ影かげは伸のびてく
だけど動うごけない僕ぼくは
昨日きのうの波なみにつま先さきを浸ひたしてる

カレンダーめくるより早はやく
朝あさはやってくる 何なに食くわぬ顔かおで
もういくつ眠ねむれば なんて
まっすぐには思おもえなかった

ねえ あと何度なんど
名前なまえを呼よび合あえるんだろう
そんなことばかり

夜明よあけの光ひかりを見みつめながら
ぼやけた明日あしたを拭ぬぐって
誰だれも聞きこえない囁ささやき そっと泳およがせる
かじかんだ指先ゆびさきはそのまま
ポケットの中なかで 煮にえ切きらず
まだ動うごかない僕ぼくの中なかの時計とけい

波なみは優やさしく誘さそって
ここにいても 良よいと言いう
心こころも体からだもひどく潤うるむ
水音みずおとが僕ぼくを待まってる

昨日きのうの波なみ音おとを聞ききながら
高鳴たかなる明日あしたをさがして
波なみに埋うもれたつま先さき そっと泳およがせる

夜明よあけの光ひかりをあつめながら
高鳴たかなる明日あしたを仰あおいで
今いま動うごき出だす僕ぼくは
乾かわいた砂すなに足跡そくせきを残のこしてく
やがて消きえてしまっても

夜明よあけの光ひかりをあつめながら
高鳴たかなる明日あしたへ
昨日きのうの波なみ音おとを聞ききながら