二人ふたりで始発しはつ列車れっしゃを待まっていた明あけ方がたの歩道橋ほどうきょうの上うえ
流ながれ出だした町まちをもうすぐ終おわる夜よるを
君きみとこうして一緒いっしょに見みていた
あの時とき大人おとなになる事ことが少すこし恐こわいと言いった君きみは
僕ぼくの前まえで大人おとなぶって笑わらって見みせてくれた
季節きせつの変かわり目めはいつも決きまって君きみの事ことを思おもい出だす
気きがつくと発車はっしゃのベルが僕ぼくを焦じらせて
扉とびらの向むこう 君きみの思おもい出でにさよなら
あれからまた少すこしだけ時間じかんだけが僕ぼくの前まえ通とおり過すぎてゆく
言いえなかった言葉ことば 急きゅうに胸むねを締しめつける
今いまさらどうにもならないのに
強つよく握にぎり返かえした君きみの手てはあの時とき何なにを言いってたの?
僕ぼくの手ての中なかに残のこってるのは痛いたすぎるぬくもりだけ
こんな事ことまた思おもい出だすなんておかしな話はなしだけど
今夜こんやで最後さいごにしようと誓ちかった夜よるもあったのに
なんだろう?頭あたまの中なかが君きみでいっぱいになるんだよ
動うごき出だした人ひとの群むれ 駅前えきまえの交差点こうさてんの中なか
忘わすれかけてた君きみの思おもい出でにさよなら
二人futariでde始発shihatsu列車ressyaをwo待maっていたtteita明aけke方gataのno歩道橋hodoukyouのno上ue
流nagaれre出daしたshita町machiをもうすぐwomousugu終oわるwaru夜yoruをwo
君kimiとこうしてtokoushite一緒issyoにni見miていたteita
あのano時toki大人otonaになるninaru事kotoがga少sukoしshi恐kowaいとito言iったtta君kimiはha
僕bokuのno前maeでde大人otonaぶってbutte笑waraってtte見miせてくれたsetekureta
季節kisetsuのno変kaわりwari目meはいつもhaitsumo決kiまってmatte君kimiのno事kotoをwo思omoいi出daすsu
気kiがつくとgatsukuto発車hassyaのnoベルberuがga僕bokuをwo焦jiらせてrasete
扉tobiraのno向muこうkou 君kimiのno思omoいi出deにさよならnisayonara
あれからまたarekaramata少sukoしだけshidake時間jikanだけがdakega僕bokuのno前mae通tooりri過suぎてゆくgiteyuku
言iえなかったenakatta言葉kotoba 急kyuuにni胸muneをwo締shiめつけるmetsukeru
今imaさらどうにもならないのにsaradounimonaranainoni
強tsuyoくku握nigiりri返kaeしたshita君kimiのno手teはあのhaano時toki何naniをwo言iってたのttetano?
僕bokuのno手teのno中nakaにni残nokoってるのはtterunoha痛itaすぎるぬくもりだけsugirunukumoridake
こんなkonna事kotoまたmata思omoいi出daすなんておかしなsunanteokashina話hanashiだけどdakedo
今夜konyaでde最後saigoにしようとnishiyouto誓chikaったtta夜yoruもあったのにmoattanoni
なんだろうnandarou?頭atamaのno中nakaがga君kimiでいっぱいになるんだよdeippaininarundayo
動ugoきki出daしたshita人hitoのno群muれre 駅前ekimaeのno交差点kousatenのno中naka
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