鮮あざかな若草色辿わかくさいろたどる、一面いちめんの草原そうげんに
ただ一人ひとり たたずむ影かげの奥おく
夢見言ゆめみごとの戯たわむれ。
ラララ、ラ…
水滴すいてきが 優やさしく足裏あしうらを撫なでて行ゆく、その心地ここち。
冷ひえて行ゆく表面ひょうめんに煩わずらい 温あたたかな地ちに体からだ、捨すてて。
『白無垢しろむく・一色ひといろ・種たねよ、育そだて。』
巡めぐり巡めぐり行ゆく命いのちを繋つなぐ不可思議ふかしぎさ
やがて朽くちゆく運命さだめも、景色けしきのように
「輝かがやけ」。
うずくまり 呼吸こきゅうを確たしかめる、後うしろ姿すがたを見みつけ
宙ちゅうを見みる、背せの高たかい彼等かれらは、
モノクロを身みに纏まとい、歩あるく。
『重かさなる・二色ふたいろ・種たねが、育そだつ。』
見霽みはるかす色いろに染そまり行ゆく世界せかいの果はてで
回まわれ、風かぜよ、さあ回まわれ。
草原そうげんよ、なびけ。人ひとよ、ただ唄うたえ。
ルルル・ル・ルルル…
ルルル・ル・ラララ・ララララ…
ラ ラ ラ… ラ・ラララ、ララララ…
ラ ラ ラ… ラ・ラララ、ランランラ…
立たち止どまり
命いのちを確たしかめる、
私わたしの唄うたを、聴きいて。
輝かがやきの中なかで 色増いろます「人ひと」の不可思議ふかしぎさ
故ゆえに、草原そうげんは続つづき、風かぜはただ、回まわり、
人ひとはただ、唄うたい…
ラララ
ランランラ、ラ・ラララ…
ランランラ、ラ・ラララ…
鮮azaかなkana若草色辿wakakusairotadoるru、一面ichimenのno草原sougenにni
ただtada一人hitori たたずむtatazumu影kageのno奥oku
夢見言yumemigotoのno戯tawamuれre。
ラララrarara、ラra…
水滴suitekiがga 優yasaしくshiku足裏ashiuraをwo撫naでてdete行yuくku、そのsono心地kokochi。
冷hiえてete行yuくku表面hyoumenにni煩wazuraいi 温atataかなkana地chiにni体karada、捨suててtete。
『白無垢shiromuku・一色hitoiro・種taneよyo、育sodaてte。』
巡meguりri巡meguりri行yuくku命inochiをwo繋tsunaぐgu不可思議fukashigiさsa
やがてyagate朽kuちゆくchiyuku運命sadameもmo、景色keshikiのようにnoyouni
「輝kagayaけke」。
うずくまりuzukumari 呼吸kokyuuをwo確tashiかめるkameru、後ushiろro姿sugataをwo見miつけtsuke
宙chuuをwo見miるru、背seのno高takaいi彼等kareraはha、
モノクロmonokuroをwo身miにni纏matoいi、歩aruくku。
『重kasaなるnaru・二色futairo・種taneがga、育sodaつtsu。』
見霽miharuかすkasu色iroにni染soまりmari行yuくku世界sekaiのno果haてでtede
回mawaれre、風kazeよyo、さあsaa回mawaれre。
草原sougenよyo、なびけnabike。人hitoよyo、ただtada唄utaえe。
ルルルrururu・ルru・ルルルrururu…
ルルルrururu・ルru・ラララrarara・ララララrararara…
ラra ラra ラra… ラra・ラララrarara、ララララrararara…
ラra ラra ラra… ラra・ラララrarara、ランランラranranra…
立taちchi止doまりmari
命inochiをwo確tashikaめるmeru、
私watashiのno唄utaをwo、聴kiいてite。
輝kagayaきのkino中nakaでde 色増iromaすsu「人hito」のno不可思議fukashigiさsa
故yueにni、草原sougenはha続tsuduきki、風kazeはただhatada、回mawaりri、
人hitoはただhatada、唄utaいi…
ラララrarara
ランランラranranra、ラra・ラララrarara…
ランランラranranra、ラra・ラララrarara…