ミートソース 歌詞 スガシカオ ふりがな付

頭あたまがわかるくらい暑あついから
ミートソースを食くった
間抜まぬけな野郎やろうしかいないから
ミートソースを食くった

赤あかいソースが煮にえた血液けつえきみたいに
ぼくの毛穴けあな中じゅうから吹ふき出だしていったんだ

誰だれかがそのことをしゃべった
ややこしい話はなしになった
ぼくはいいわけさえ面倒めんどうで
ニヤニヤと笑わらっていた

真夏まなつの汗あせと 焼やけた匂においで
ぼくも君きみも どうかなってる
赤あかいソースと 赤あかい太陽たいよう
9月がつがきたら 考かんがえよう…

テレビで暑苦あつくるしい女おんなが
ミートソースを食くった
くちびるに色いろがこびりついて
ゲラゲラと笑わらっていた

赤あかいソースがダメな生いき物ものみたいに
女おんなの体中からだじゅうに必死ひっしにからみついた

言葉ことばも心こころも ぼくの声こえも
よだれを流ながして うなだれてる
ユメも未来みらいも かわいているから
9月がつになったら 考かんがえよう…