君が知らなくてもいい 歌詞 ツヅリ・ヅクリ ふりがな付

転ころんで転ころんで 起おき上あがるのは止やめて
そうして私わたしは知しったよ
雲くもが絶たえることなく動うごいていること
どんな頼たよりない千切ちぎれ雲くもさえ

そうして転ころんで良よかったと
心こころが少すこし軽かるくなった
私わたしも絶たえず息いきをして
そして知しらない場所ばしょに行いく いつか

生いきていること
歌うたっていること
私わたしのこと
君きみが知しらなくてもいい

思おもいが形かたちにならなくても
周まわりを見みれば 皆みなそうさ
形かたちは壊こわれて 新あたらしい形かたちを創つくる
全すべての時ときを愛あいしたいね

そうして形かたちにならなくて良よかったと
心こころが少すこし丸まるくなった
知しらない私わたしも沢山知たくさんしって
そして望のぞむ場所ばしょに行いく
それも通とおり過すぎて行いく きっと

生いきていること
失うしなって手てに入いれること
私止わたしとまっても
君きみは無関心むかんしん

生いきていること
描えがいていくこと
私わたしの挫折ざせつ
君きみが知しらなくてもいい

消きえてまた創つくられる海うみの泡あわも
壊こわれて小ちいさな宇宙うちゅうになる流ながれ星ほしも
何処どこか似にている 世界せかいの理ことわりの中なかの小ちいさな私わたしか
少すこしずつでも進すすむこと 君きみが知しらなくてもいい