そう気高けだかく濁にごした廃都市はいとしみたいな
この鉄塔てっとうを仰あおいだ街まちが ボク自身じしんだった
潜ひそめる墓場はかばと 負まけ犬いぬベンデッタ
その閑散かんさんな姿すがたに大停電だいていでんが降ふった
味気あじけないくらい価値かちもない舞台ぶたい
きっと愛あいもないだろう
半透明はんとうめいの蜃気楼しんきろう 白昼はくちゅうに腐くさって
味気あじけないくらい誰だれも泣ないてない
だって情じょうもないだろう
ずっと歌うたを歌うたっていよう 退屈たいくつだろ
でもそんな殺風景さっぷうけいにキミはいた
鈍色にびいろの廻まわり廻まわる感情かんじょうは重かさなり合あった
この大都会だいとかいの愛あいと哀あいを熱あつく絡からませ
キミを守まもる街まちは光放ひかりはなった
ほらドドメ色いろの雨あめが降ふって視界しかいを塗ぬり潰つぶした
愛あいも知しらないまま 汚よごれたまま
そう絞しぼり上あげては また吐はき出だした
平ひらべったい言葉ことばは静寂せいじゃくを切きった
奇きっ怪かいな街まちと 堕胎だたい、性せい、バルティーゴ
その劣等れっとうを孕はらんだボクは恥辱ちじょくに浸つかったまま
そんな殺風景さっぷうけいにキミが送おくり込こんだ幻想げんそう
照てり付つける閃光せんこう 眩くらんだ原風景げんふうけいに火ひを灯ともせ
今いままでの混まざり混まざる現象げんしょうは切先きっさきになった
自己防御じこぼうぎょに独占欲どくせんよくが淫みだらに溶とけて
火花散ひばなちりネジ巻まき 群衆ぐんしゅうを駆かけた
でも気付きづかれはしないまま 捻ひねくれたボクさ
愛あいも逆巻さかまくほど許ゆるされない
歪ゆがみだす心こころも
こんな姿すがたならキミも愛あいも崩くずれ去されば鎖くさりは解ほどかれるの?
ガイドラインの夜光虫やこうちゅうに似にた街灯がいとう 誘さそう月光列車げっこうれっしゃ
湿しめる世界せかいからキミ一人ひとりをはじき出だせば誰だれのものになるだろう
皮肉ひにくに咲さいた街まちで
廻まわり廻まわる感情かんじょうは重かさなり合あった
この大都会だいとかいの愛あいと哀あいを熱あつく絡からませ
キミを守まもる街まちは切せつなく尖とがった
まるでボクは振ふりかざす刃やいばで
「誰だれか許ゆるしてよ」って
ただ 身勝手みがってな声響こえひびかせて
助たすからない生命線せいめいせんだって仕方しかたがないって
キミを守まもる街まちにキミはいなくて
それならボクはこの街まちの孤独こどくな亡霊ぼうれいだ
愛あいも知しらないまま
生いき続つづけよう
そうsou気高kedakaくku濁nigoしたshita廃都市haitoshiみたいなmitaina
このkono鉄塔tettouをwo仰aoいだida街machiがga ボクboku自身jishinだったdatta
潜hisoめるmeru墓場hakabaとto 負maけke犬inuベンデッタbendetta
そのsono閑散kansanなna姿sugataにni大停電daiteidenがga降fuったtta
味気ajikeないくらいnaikurai価値kachiもないmonai舞台butai
きっとkitto愛aiもないだろうmonaidarou
半透明hantoumeiのno蜃気楼shinkirou 白昼hakuchuuにni腐kusaってtte
味気ajikeないくらいnaikurai誰dareもmo泣naいてないitenai
だってdatte情jouもないだろうmonaidarou
ずっとzutto歌utaをwo歌utaっていようtteiyou 退屈taikutsuだろdaro
でもそんなdemosonna殺風景sappuukeiにniキミkimiはいたhaita
鈍色nibiiroのno廻mawaりri廻mawaるru感情kanjouはha重kasaなりnari合aったtta
このkono大都会daitokaiのno愛aiとto哀aiをwo熱atsuくku絡karaませmase
キミkimiをwo守mamoるru街machiはha光放hikarihanaったtta
ほらhoraドドメdodome色iroのno雨ameがga降fuってtte視界shikaiをwo塗nuりri潰tsubuしたshita
愛aiもmo知shiらないままranaimama 汚yogoれたままretamama
そうsou絞shiboりri上aげてはgeteha またmata吐haきki出daしたshita
平hiraべったいbettai言葉kotobaはha静寂seijakuをwo切kiったtta
奇kiっxtu怪kaiなna街machiとto 堕胎datai、性sei、バルティbarutiーゴgo
そのsono劣等rettouをwo孕haraんだndaボクbokuはha恥辱chijokuにni浸tsuかったままkattamama
そんなsonna殺風景sappuukeiにniキミkimiがga送okuりri込koんだnda幻想gensou
照teりri付tsuけるkeru閃光senkou 眩kuraんだnda原風景genfuukeiにni火hiをwo灯tomoせse
今imaまでのmadeno混maざりzari混maざるzaru現象gensyouはha切先kissakiになったninatta
自己防御jikobougyoにni独占欲dokusenyokuがga淫midaらにrani溶toけてkete
火花散hibanachiりriネジneji巻maきki 群衆gunsyuuをwo駆kaけたketa
でもdemo気付kiduかれはしないままkarehashinaimama 捻hineくれたkuretaボクbokuさsa
愛aiもmo逆巻sakamaくほどkuhodo許yuruされないsarenai
歪yugaみだすmidasu心kokoroもmo
こんなkonna姿sugataならnaraキミkimiもmo愛aiもmo崩kuzuれre去saればreba鎖kusariはha解hodoかれるのkareruno?
ガイドラインgaidorainのno夜光虫yakouchuuにni似niたta街灯gaitou 誘sasoうu月光列車gekkouressya
湿shimeるru世界sekaiからkaraキミkimi一人hitoriをはじきwohajiki出daせばseba誰dareのものになるだろうnomononinarudarou
皮肉hinikuにni咲saいたita街machiでde
廻mawaりri廻mawaるru感情kanjouはha重kasaなりnari合aったtta
このkono大都会daitokaiのno愛aiとto哀aiをwo熱atsuくku絡karaませmase
キミkimiをwo守mamoるru街machiはha切setsuなくnaku尖togaったtta
まるでmarudeボクbokuはha振fuりかざすrikazasu刃yaibaでde
「誰dareかka許yuruしてよshiteyo」ってtte
ただtada 身勝手migatteなna声響koehibiかせてkasete
助tasuからないkaranai生命線seimeisenだってdatte仕方shikataがないってganaitte
キミkimiをwo守mamoるru街machiにniキミkimiはいなくてhainakute
それならsorenaraボクbokuはこのhakono街machiのno孤独kodokuなna亡霊boureiだda
愛aiもmo知shiらないままranaimama
生iきki続tsuduけようkeyou