優やさしい言葉ことばを 失なくした闇やみの中なか
最後さいごの祈いのりも 静しずかに消きえていった
夜明よあけは遠とおく 君きみは一人ひとり
出口でぐちのない 夢ゆめの中なかで
涙なみだ だけが 道みちを照てらした
誰だれにも届とどかず 朽くちてゆく歌うたがある
悲かなしみ 一ひとつも 叶かなえられずに終おわる
声こえもなく君きみはただ泣ないた
ノイズが途切とぎれて
誰だれかが数かずを数かぞえた
光ひかりを もたらす 定さだめの人ひとは来こない
澱よどんだ時間じかんは まだらに凍こおりついて
恐おそれを解ほどいた 刃はを手てに
抱だきしめ合あう 形かたちをして
君きみと 僕ぼくは 傷きずを重かさねた
どこにも届とどかず
君きみの声こえは潰ついえた
消きえゆく ことさえ
誰だれも気付きづかぬ余あまり
無造作むぞうさに 数字すうじを 増ふやした
いつか光ひかりの中なかで
傍そばにいてくれると信しんじた
形かたちのない 僕ぼくたちは
形かたちのある 世界せかいへと
いつか 帰かえる 道みちを探さがした
忘わすれてしまった 優やさしい人ひとの声こえを
探さがして 彷徨さまよう 道みちはどこまで遠とおい
声こえもなく君きみはただ泣ないた
道みちは やがて 途絶とだえた
優yasaしいshii言葉kotobaをwo 失naくしたkushita闇yamiのno中naka
最後saigoのno祈inoりもrimo 静shizuかにkani消kiえていったeteitta
夜明yoaけはkeha遠tooくku 君kimiはha一人hitori
出口deguchiのないnonai 夢yumeのno中nakaでde
涙namida だけがdakega 道michiをwo照teらしたrashita
誰dareにもnimo届todoかずkazu 朽kuちてゆくchiteyuku歌utaがあるgaaru
悲kanaしみshimi 一hitoつもtsumo 叶kanaえられずにerarezuni終oわるwaru
声koeもなくmonaku君kimiはただhatada泣naいたita
ノイズnoizuがga途切togiれてrete
誰dareかがkaga数kazuをwo数kazoえたeta
光hikariをwo もたらすmotarasu 定sadaめのmeno人hitoはha来koないnai
澱yodoんだnda時間jikanはha まだらにmadarani凍kooりついてritsuite
恐osoれをrewo解hodoいたita 刃haをwo手teにni
抱daきしめkishime合aうu 形katachiをしてwoshite
君kimiとto 僕bokuはha 傷kizuをwo重kasaねたneta
どこにもdokonimo届todoかずkazu
君kimiのno声koeはha潰tsuiえたeta
消kiえゆくeyuku ことさえkotosae
誰dareもmo気付kiduかぬkanu余amaりri
無造作muzousaにni 数字suujiをwo 増fuやしたyashita
いつかitsuka光hikariのno中nakaでde
傍sobaにいてくれるとniitekureruto信shinじたjita
形katachiのないnonai 僕bokuたちはtachiha
形katachiのあるnoaru 世界sekaiへとheto
いつかitsuka 帰kaeるru 道michiをwo探sagaしたshita
忘wasuれてしまったreteshimatta 優yasaしいshii人hitoのno声koeをwo
探sagaしてshite 彷徨samayoうu 道michiはどこまでhadokomade遠tooいi
声koeもなくmonaku君kimiはただhatada泣naいたita
道michiはha やがてyagate 途絶todaえたeta