悲かなしみばかり見みえるから
この目めをつぶすナイフがほしい
そしたら闇やみの中なかから
明日あしたが見みえるだろうか
限かぎり知しれない痛いたみの中なかで
友情ゆうじょうだけが 見みえるだろうか
企たくらみばかり 響ひびくから
この耳みみふさぐ海うみへ帰かえるよ
言葉ことばを忘わすれた魚さかなたち
笑わらえよ 私わたしの言葉ことばを
終おわり知しれない寒さむさの中なかで
友情ゆうじょうさえも 失うしなっている
この世よ見据みすえて笑わらうほど
冷つめたい悟さとりもまだ持もてず
この世よ望のぞんで 走はしるほど
心こころの荷物にもつは軽かるくない
救すくわれない魂たましいは
傷きずついた自分じぶんのことじゃなく
救すくわれない魂たましいは
傷きずつけ返へんそうとしている自分じぶんだ
一番いちばん欲ほしいものは何なにンですか
命いのち賭かけても守まもるものは何なにンですか
時代じだいという名なの諦あきらめが
心こころという名なの橋はしを呑のみ込こんでゆくよ
道みちの彼方かなたにみかけるものは
すべて獲物えものか 泥棒どろぼうですか
この世よ見据みすえて笑わらうほど
冷つめたい悟さとりもまだ持もてず
この世よ望のぞんで走はしるほど
心こころの荷物にもつは軽かるくない
救すくわれない魂たましいは
傷きずついた自分じぶんのことじゃなく
救すくわれない魂たましいは
傷きずつけ返へんそうとしている自分じぶんだ
自由じゆうに歩あるいてゆくのならひとりがいい
そのくせ今夜こんやも ひとの戸口とぐちで眠ねむる
頼たよれるものは どこにある
頼たよられるのが嫌きらいな 獣けものたち
背中せなかにかくした ナイフの意味いみを
問とわないことが友情ゆうじょうだろうか
この世よ見据みすえて笑わらうほど
冷つめたい悟さとりもまだ持もてず
この世よ望のぞんで走はしるほど
心こころの荷物にもつは軽かるくない
救すくわれない魂たましいは
傷きずついた自分じぶんのことじゃなく
救すくわれない魂たましいは
傷きずつけ返へんそうとしている自分じぶんだ
悲kanaしみばかりshimibakari見miえるからerukara
このkono目meをつぶすwotsubusuナイフnaifuがほしいgahoshii
そしたらsoshitara闇yamiのno中nakaからkara
明日ashitaがga見miえるだろうかerudarouka
限kagiりri知shiれないrenai痛itaみのmino中nakaでde
友情yuujouだけがdakega 見miえるだろうかerudarouka
企takuraみばかりmibakari 響hibiくからkukara
このkono耳mimiふさぐfusagu海umiへhe帰kaeるよruyo
言葉kotobaをwo忘wasuれたreta魚sakanaたちtachi
笑waraえよeyo 私watashiのno言葉kotobaをwo
終oわりwari知shiれないrenai寒samuさのsano中nakaでde
友情yuujouさえもsaemo 失ushinaっているtteiru
このkono世yo見据misuえてete笑waraうほどuhodo
冷tsumeたいtai悟satoりもまだrimomada持moてずtezu
このkono世yo望nozoんでnde 走hashiるほどruhodo
心kokoroのno荷物nimotsuはha軽karuくないkunai
救sukuわれないwarenai魂tamashiiはha
傷kizuついたtsuita自分jibunのことじゃなくnokotojanaku
救sukuわれないwarenai魂tamashiiはha
傷kizuつけtsuke返henそうとしているsoutoshiteiru自分jibunだda
一番ichiban欲hoしいものはshiimonoha何naniンnですかdesuka
命inochi賭kaけてもketemo守mamoるものはrumonoha何naniンnですかdesuka
時代jidaiというtoiu名naのno諦akiraめがmega
心kokoroというtoiu名naのno橋hashiをwo呑noみmi込koんでゆくよndeyukuyo
道michiのno彼方kanataにみかけるものはnimikakerumonoha
すべてsubete獲物emonoかka 泥棒dorobouですかdesuka
このkono世yo見据misuえてete笑waraうほどuhodo
冷tsumeたいtai悟satoりもまだrimomada持moてずtezu
このkono世yo望nozoんでnde走hashiるほどruhodo
心kokoroのno荷物nimotsuはha軽karuくないkunai
救sukuわれないwarenai魂tamashiiはha
傷kizuついたtsuita自分jibunのことじゃなくnokotojanaku
救sukuわれないwarenai魂tamashiiはha
傷kizuつけtsuke返henそうとしているsoutoshiteiru自分jibunだda
自由jiyuuにni歩aruいてゆくのならひとりがいいiteyukunonarahitorigaii
そのくせsonokuse今夜konyaもmo ひとのhitono戸口toguchiでde眠nemuるru
頼tayoれるものはrerumonoha どこにあるdokoniaru
頼tayoられるのがrarerunoga嫌kiraいなina 獣kemonoたちtachi
背中senakaにかくしたnikakushita ナイフnaifuのno意味imiをwo
問toわないことがwanaikotoga友情yuujouだろうかdarouka
このkono世yo見据misuえてete笑waraうほどuhodo
冷tsumeたいtai悟satoりもまだrimomada持moてずtezu
このkono世yo望nozoんでnde走hashiるほどruhodo
心kokoroのno荷物nimotsuはha軽karuくないkunai
救sukuわれないwarenai魂tamashiiはha
傷kizuついたtsuita自分jibunのことじゃなくnokotojanaku
救sukuわれないwarenai魂tamashiiはha
傷kizuつけtsuke返henそうとしているsoutoshiteiru自分jibunだda