女おんなは帰かえると 言いいだした
男おとこは待まてよと ひき止とめる
紅べにを散ちらした ななかまど
風かぜが泣なく 夢ゆめが泣なく 涙なみだが凍こおる
すがりたいけど あんたが困こまる
心こころがいたい 釧路川くしろがわ
愛あいしていたのは 嘘うそじゃない
死しねるというのも 嘘うそじゃない
不幸ふこう恨うらんで 夜よを明あかす
潮しおの香かに 北きた埠頭ふとう 鴎かもめがとんだ
寒さむい体からだを 重かさねたまんま
運命さだめに 痩やせる 釧路川くしろがわ
逢あいたがる 恋こいしがる 汽笛きてきが叱しかる
肌はだに点つけたい 幸しあわせ灯あかり
明日あしたが欲ほしい 釧路川くしろがわ
女onnaはha帰kaeるとruto 言iいだしたidashita
男otokoはha待maてよとteyoto ひきhiki止toめるmeru
紅beniをwo散chiらしたrashita ななかまどnanakamado
風kazeがga泣naくku 夢yumeがga泣naくku 涙namidaがga凍kooるru
すがりたいけどsugaritaikedo あんたがantaga困komaるru
心kokoroがいたいgaitai 釧路川kushirogawa
愛aiしていたのはshiteitanoha 嘘usoじゃないjanai
死shiねるというのもnerutoiunomo 嘘usoじゃないjanai
不幸fukou恨uraんでnde 夜yoをwo明aかすkasu
潮shioのno香kaにni 北kita埠頭futou 鴎kamomeがとんだgatonda
寒samuいi体karadaをwo 重kasaねたまんまnetamanma
運命sadameにni 痩yaせるseru 釧路川kushirogawa
逢aいたがるitagaru 恋koiしがるshigaru 汽笛kitekiがga叱shikaるru
肌hadaにni点tsuけたいketai 幸shiawaせse灯akaりri
明日ashitaがga欲hoしいshii 釧路川kushirogawa