夜風よかぜが木々きぎゆすり
鵺ぬえが鳴なき始はじめてる
遠とおいあなた思おもい
ため息いきつき 指ゆびに針刺はりさす
不吉ふきつな予感よかんが
月つきを隠かくす
も一度いちど 抱だきしめてよ
夢ゆめでいい
強つよく 抱だきしめてよ
叶かなわないなら
志こころざしはいつも
男おとこだけの我わが儘まま
明日あしたは土つちになる
そんな人ひとだと 分わかっていた
不安ふあんな夜よるには
月つきに祈いのる
涙なみだが 溢あふれ出だした
鵺ぬえの声こえ
二度にどと 戻もどれないと
気付きづいてた
その魂たましいが 迷まいい子ごの様よう
幾千いくせんの森もりを抜ぬけ彷徨さまよう
帰かえっておいでよ
帰かえっておいでよ
もう怖こわがらなくてもいいよ
も一度いちど 抱だきしめてよ
夢ゆめでいい
強つよく 抱だきしめてよ
ぬくもりを
も一度いちど 抱だきしめたい
夢ゆめの中なか
ずっと 抱だきしめたい
満月まんげつの夜よる
夜風yokazeがga木々kigiゆすりyusuri
鵺nueがga鳴naきki始hajiめてるmeteru
遠tooいあなたianata思omoいi
ためtame息ikiつきtsuki 指yubiにni針刺harisaすsu
不吉fukitsuなna予感yokanがga
月tsukiをwo隠kakuすsu
もmo一度ichido 抱daきしめてよkishimeteyo
夢yumeでいいdeii
強tsuyoくku 抱daきしめてよkishimeteyo
叶kanaわないならwanainara
志kokorozashiはいつもhaitsumo
男otokoだけのdakeno我waがga儘mama
明日ashitaはha土tsuchiになるninaru
そんなsonna人hitoだとdato 分waかっていたkatteita
不安fuanなna夜yoruにはniha
月tsukiにni祈inoるru
涙namidaがga 溢afuれre出daしたshita
鵺nueのno声koe
二度nidoとto 戻modoれないとrenaito
気付kiduいてたiteta
そのsono魂tamashiiがga 迷maiいi子goのno様you
幾千ikusenのno森moriをwo抜nuけke彷徨samayoうu
帰kaeっておいでよtteoideyo
帰kaeっておいでよtteoideyo
もうmou怖kowaがらなくてもいいよgaranakutemoiiyo
もmo一度ichido 抱daきしめてよkishimeteyo
夢yumeでいいdeii
強tsuyoくku 抱daきしめてよkishimeteyo
ぬくもりをnukumoriwo
もmo一度ichido 抱daきしめたいkishimetai
夢yumeのno中naka
ずっとzutto 抱daきしめたいkishimetai
満月mangetsuのno夜yoru