哀かなしみには終おわりがないのに
愛あいには何故終なぜおわりがあるの?
薔薇ばらを摘つめば 露つゆは滑すべり落おち
泥どろだらけの現うつつへ返かえる
色褪いろあせない頬紅ほおべにを下ください
なら出来できるだけ小ちいさく
声こえ 近寄ちかよせて囁ささやく
幸しあわせの妖精ようせいが逃にげぬように…
走はしり出だしたシュバリエの恋こいが
寒さむい夢ゆめを覆くつがえすなら
触ふれられないそれでも触ふれたい
そう出来できるだけ愛いとしく
抗あらがうように囁ささやく
幸しあわせの妖精ようせいを酔よわすほど
悪わるい予感よかんの芽め 全部ぜんぶ
優やさしく潰つぶさずに摘つんで
蝶ちょうに孵かえる 卵たまごひとつひとつ
火ひで炙あぶって 弾はじけてしまえ
そう出来できるだけ小ちいさく
声こえ 近寄ちかよせて囁ささやく
幸しあわせの妖精ようせいが目めを醒さまし逃にげぬように
逃にげぬように…
哀kanaしみにはshiminiha終oわりがないのにwariganainoni
愛aiにはniha何故終nazeoわりがあるのwarigaaruno?
薔薇baraをwo摘tsuめばmeba 露tsuyuはha滑subeりri落oちchi
泥doroだらけのdarakeno現utsutsuへhe返kaeるru
色褪iroaせないsenai頬紅hoobeniをwo下kudaさいsai
ならnara出来dekiるだけrudake小chiiさくsaku
声koe 近寄chikayoせてsete囁sasayaくku
幸shiawaせのseno妖精youseiがga逃niげぬようにgenuyouni…
走hashiりri出daしたshitaシュバリエsyubarieのno恋koiがga
寒samuいi夢yumeをwo覆kutsugaeすならsunara
触fuれられないそれでもrerarenaisoredemo触fuれたいretai
そうsou出来dekiるだけrudake愛itoしくshiku
抗aragaうようにuyouni囁sasayaくku
幸shiawaせのseno妖精youseiをwo酔yoわすほどwasuhodo
悪waruいi予感yokanのno芽me 全部zenbu
優yasaしくshiku潰tsubuさずにsazuni摘tsuんでnde
蝶chouにni孵kaeるru 卵tamagoひとつひとつhitotsuhitotsu
火hiでde炙abuってtte 弾hajiけてしまえketeshimae
そうsou出来dekiるだけrudake小chiiさくsaku
声koe 近寄chikayoせてsete囁sasayaくku
幸shiawaせのseno妖精youseiがga目meをwo醒saましmashi逃niげぬようにgenuyouni
逃niげぬようにgenuyouni…