移うつりゆく時ときの波間なみまに
浮うかんでいた夕暮ゆうぐれ
カーテンがオーロラみたいに
風かぜをまとい 揺ゆらめく
静しずかだね 語かたりかけた僕ぼくを
待まちきれずに瞼まぶた落おちて
その手てが冷さめないように そっと指ゆびを重かさねてた
この手てを握にぎり返かえして ほどけるように 君きみは眠ねむりの中なか
いいさ、おやすみ
窓まどの外そと 走はしる車くるまの
音おとの数かず 数かぞえてた
さっきまでひっついていた
陽射ひざしも剥はがれていった
夜よるが来くる 部屋へやの中なかじゃゆっくり
君きみの寝息ねいき 聞きこえていた
その手てが冷さめないように ずっと指ゆびを重かさねてた
ふたりで夢ゆめにくるまれ 話はなしの続つづきならとっておくよ
いいさ、おやすみ
移utsuりゆくriyuku時tokiのno波間namimaにni
浮uかんでいたkandeita夕暮yuuguれre
カkaーテンtenがgaオoーロラroraみたいにmitaini
風kazeをまといwomatoi 揺yuらめくrameku
静shizuかだねkadane 語kataりかけたrikaketa僕bokuをwo
待maちきれずにchikirezuni瞼mabuta落oちてchite
そのsono手teがga冷saめないようにmenaiyouni そっとsotto指yubiをwo重kasaねてたneteta
このkono手teをwo握nigiりri返kaeしてshite ほどけるようにhodokeruyouni 君kimiはha眠nemuりのrino中naka
いいさiisa、おやすみoyasumi
窓madoのno外soto 走hashiるru車kurumaのno
音otoのno数kazu 数kazoえてたeteta
さっきまでひっついていたsakkimadehittsuiteita
陽射hizaしもshimo剥haがれていったgareteitta
夜yoruがga来kuるru 部屋heyaのno中nakaじゃゆっくりjayukkuri
君kimiのno寝息neiki 聞kiこえていたkoeteita
そのsono手teがga冷saめないようにmenaiyouni ずっとzutto指yubiをwo重kasaねてたneteta
ふたりでfutaride夢yumeにくるまれnikurumare 話hanashiのno続tsuduきならとっておくよkinaratotteokuyo
いいさiisa、おやすみoyasumi