お嫁よめに行いったよ 姉ねえちゃんは
山やまのむこうの 遠とおい町まち
一いちにいちじく 二にににんじんよ
三さんにさんど豆まめ 四しにしいたけよ
五ごにごぼうよ 六ろくだいこんよ
七ななつ名残なごりに 手てまりをついた
紅あかい袂たもとを 思おもい出だす
文ぶん金きん島田しまだは いゝけれど
忘わすれないでね 妹いもうとを
一いちにたちばな 二ににかきつばた
三さんに下くだり藤ふじ 四しに獅子しし牡丹ぼたん
五いつつ六むっつは むらさき桔梗ききょう
七ななつ泣なけそで 手てまりを抱だいて
そっとかくれた 納屋なやのかげ
ふるさと小道こみちの 白壁しらかべに
しょんぼり 私わたしの影かげぼうし
一いちつひよどり 二ふたつはふくろう
三みっつみそっちょ 四よっつ四十雀しじゅうから
五いつつ筒鳥つつどり 六むっつむくどりよ
七ななつ数かぞえて 涙なみだをふいて
ひとりぼっちの 子守唄こもりうた
やさしいお人ひとか 婿むこさまは
呼よべばあの空そら 日ひがしずむ
一いちにいちじく 二にににんじんよ
三さんにさんど豆まめ 四しにしいたけよ
五ごにごぼうよ 六ろくだいこんよ
七ななつおしえて お山やまのからす
いつか姉ねえちゃんに 逢あえる日ひを
おo嫁yomeにni行iったよttayo 姉neeちゃんはchanha
山yamaのむこうのnomukouno 遠tooいi町machi
一ichiにいちじくniichijiku 二niににんじんよnininjinyo
三sanにさんどnisando豆mame 四shiにしいたけよnishiitakeyo
五goにごぼうよnigobouyo 六rokuだいこんよdaikonyo
七nanaつtsu名残nagoりにrini 手teまりをついたmariwotsuita
紅akaいi袂tamotoをwo 思omoいi出daすsu
文bun金kin島田shimadaはha いiゝけれどkeredo
忘wasuれないでねrenaidene 妹imoutoをwo
一ichiにたちばなnitachibana 二niにかきつばたnikakitsubata
三sanにni下kudaりri藤fuji 四shiにni獅子shishi牡丹botan
五itsuつtsu六muxtuつはtsuha むらさきmurasaki桔梗kikyou
七nanaつtsu泣naけそでkesode 手teまりをmariwo抱daいてite
そっとかくれたsottokakureta 納屋nayaのかげnokage
ふるさとfurusato小道komichiのno 白壁shirakabeにni
しょんぼりsyonbori 私watashiのno影kageぼうしboushi
一ichiつひよどりtsuhiyodori 二futaつはふくろうtsuhafukurou
三mixtuつみそっちょtsumisotcho 四yoxtuつtsu四十雀shijuukara
五itsuつtsu筒鳥tsutsudori 六muxtuつむくどりよtsumukudoriyo
七nanaつtsu数kazoえてete 涙namidaをふいてwofuite
ひとりぼっちのhitoribotchino 子守唄komoriuta
やさしいおyasashiio人hitoかka 婿mukoさまはsamaha
呼yoべばあのbebaano空sora 日hiがしずむgashizumu
一ichiにいちじくniichijiku 二niににんじんよnininjinyo
三sanにさんどnisando豆mame 四shiにしいたけよnishiitakeyo
五goにごぼうよnigobouyo 六rokuだいこんよdaikonyo
七nanaつおしえてtsuoshiete おo山yamaのからすnokarasu
いつかitsuka姉neeちゃんにchanni 逢aえるeru日hiをwo