大江戸喧嘩花 歌詞 小林幸子 ふりがな付

月つきはおぼろに 川風かわかぜ夜風よかぜ
浮うかれ柳やなぎが 袖そでを引ひく
お神酒みき一杯いっぱい ひっかけて
そぞろ歩あるきの 河岸かしの道みち
おっと野暮やぼだね お兄にいさん…
肩かたが触ふれたの 難癖いちゃもんかい
やれるものなら やってみな
サ サ サ サ…
売うられた喧嘩けんかは 買かってやる

花はなは七分しちぶで 残のこりの三分さんぶん
粋いきに咲さかせて 粋いきに散ちる
線香花火せんこうはなびの 強つよがりで
火傷やけどしたって 知しらないよ
おっとどうした お兄にいさん…
腰こしをひかずに 前まえへ出でな
やれるものなら やってみな
サ サ サ サ…
こうなりゃ後あとへは ひかないよ

女おんなだてらに 度胸どきょうと意地いじで
染そめて仕上しあげた 鉄火肌てっかはだ
江戸えどは由縁ゆかりの 助六すけろくの
伊達だてが命いのちの こむらさき
おっと強気つよきな お兄にいさん…
さわぐばかりじゃ 三社さんしゃさま
やれるものなら やってみな
サ サ サ サ…
区別けじめはきっちり つけてやる