季節外きせつはずれの 椿つばきの花はなが
日暮ひぐれ待またずに ポトリと落おちた
「胸むなさわぎって あるんだなぁ」
静しずかに眠ねむる 眠ねむる横顔よこがおが
遅おそいじゃないかと 笑わらっていたね
思おもい出だすだろ 昔むかしのことを
将来あすを語かたった 一杯呑いっぱいのみ屋や
「こころの声こえって あるんだなぁ」
しばらく逢あって 逢あっていなくても
片手かたてを合あわせリャ いつもの二人ふたり
幼おさな馴なじみで 似にた者ものどうし
肩かたを並ならべて 大人おとなになった
「夢ゆめの知しらせって あるんだなぁ」
頼たのむよお前まえ お前まえ置おいてくな
ゆくなら故郷こきょうで 待まっててくれよ
季節外kisetsuhazuれのreno 椿tsubakiのno花hanaがga
日暮higuれre待maたずにtazuni ポトリpotoriとto落oちたchita
「胸munaさわぎってsawagitte あるんだなぁarundanaa」
静shizuかにkani眠nemuるru 眠nemuるru横顔yokogaoがga
遅osoいじゃないかとijanaikato 笑waraっていたねtteitane
思omoいi出daすだろsudaro 昔mukashiのことをnokotowo
将来asuをwo語kataったtta 一杯呑ippainoみmi屋ya
「こころのkokorono声koeってtte あるんだなぁarundanaa」
しばらくshibaraku逢aってtte 逢aっていなくてもtteinakutemo
片手katateをwo合aわせwaseリャrya いつものitsumono二人futari
幼osaなna馴naじみでjimide 似niたta者monoどうしdoushi
肩kataをwo並naraべてbete 大人otonaになったninatta
「夢yumeのno知shiらせってrasette あるんだなぁarundanaa」
頼tanoむよおmuyoo前mae おo前mae置oいてくなitekuna
ゆくならyukunara故郷kokyouでde 待maっててくれよttetekureyo