北風きたかぜが吹ふく夜よるは
遠とおいふるさと 思おもい出だす
泣なきながら家いえを出でた あの冬ふゆの日ひのこと
体からだに気きをつけて 無理むりをしないでと
目めに涙なみだいっぱい 浮うかべてたあなた
母かあさん、ごめんネ あゝああ、夢ゆめのなかまで
バラ色いろの夢ゆめをみて
広ひろい都会とかいの 片隅かたすみで
寂さびしさにまけないで ガンバッているけど
あかね雲ぐもの空そらに 赤あかとんぼ追おった
あの山やまや川かわが 恋こいしくて泣なける
母かあさん、会あいたい あゝああ、やさしい胸むねに
つらくても我慢がまんして
生いきてゆくのが 人生じんせいと
父とうさんの背中せなかみて わたし学まなんできた
この街まちの屋根やねにも 太陽たいようは昇のぼる
北風きたかぜの向むこう 春はるが呼よんでいる
母かあさん、ありがとう あゝああ、あなたの笑顔えがお
北風kitakazeがga吹fuくku夜yoruはha
遠tooいふるさとifurusato 思omoいi出daすsu
泣naきながらkinagara家ieをwo出deたta あのano冬fuyuのno日hiのことnokoto
体karadaにni気kiをつけてwotsukete 無理muriをしないでとwoshinaideto
目meにni涙namidaいっぱいippai 浮uかべてたあなたkabetetaanata
母kaaさんsan、ごめんgomenネne あゝaa、夢yumeのなかまでnonakamade
バラbara色iroのno夢yumeをみてwomite
広hiroいi都会tokaiのno 片隅katasumiでde
寂sabiしさにまけないでshisanimakenaide ガンバッganbaxtuているけどteirukedo
あかねakane雲gumoのno空soraにni 赤akaとんぼtonbo追oったtta
あのano山yamaやya川kawaがga 恋koiしくてshikute泣naけるkeru
母kaaさんsan、会aいたいitai あゝaa、やさしいyasashii胸muneにni
つらくてもtsurakutemo我慢gamanしてshite
生iきてゆくのがkiteyukunoga 人生jinseiとto
父touさんのsanno背中senakaみてmite わたしwatashi学manaんできたndekita
このkono街machiのno屋根yaneにもnimo 太陽taiyouはha昇noboるru
北風kitakazeのno向mukoうu 春haruがga呼yoんでいるndeiru
母kaaさんsan、ありがとうarigatou あゝaa、あなたのanatano笑顔egao