冷つめたい氷こおりの木々きぎたちが歌うたう森もりは
触ふれた先さきから はらはらと崩くずれていく
繊細せんさいな音おと まるで雪ゆきのよう
胸むねの中満なかみたすのは 柔やわらかな雨あめの音おと
広ひろがる波紋はもんのように
意識いしきを溶とかして
静しずかな静しずかな渦うずに
身みを任まかせたら
あなたのかすかな声こえも
聞きこえるだろうか
小ちいさく震ふるえる 透明とうめいなその心こころに
触ふれた先さきから 耳みみの奥おくそっと届とどく
ささやかな声こえ まるで雪ゆきのよう
穏おだやかな沈黙ちんもく ただ耳みみを傾かたむけた
ちらちら瞬またたく星ほしの
吐息といきの音おとさえ
遠とおくへ遠とおくへ響ひびく
空そらの真下ましたで
あなたの声こえなき声こえも
すくえるだろうか
広ひろがる波紋はもんのように
意識いしきを溶とかして
静しずかな静しずかな渦うずに
身みを任まかせたら
あなたのかすかな声こえも
聞きこえるだろうか
冷tsumeたいtai氷kooriのno木々kigiたちがtachiga歌utaうu森moriはha
触fuれたreta先sakiからkara はらはらとharaharato崩kuzuれていくreteiku
繊細sensaiなna音oto まるでmarude雪yukiのようnoyou
胸muneのno中満nakamiたすのはtasunoha 柔yawaらかなrakana雨ameのno音oto
広hiroがるgaru波紋hamonのようにnoyouni
意識ishikiをwo溶toかしてkashite
静shizuかなkana静shizuかなkana渦uzuにni
身miをwo任makaせたらsetara
あなたのかすかなanatanokasukana声koeもmo
聞kiこえるだろうかkoerudarouka
小chiiさくsaku震furuえるeru 透明toumeiなそのnasono心kokoroにni
触fuれたreta先sakiからkara 耳mimiのno奥okuそっとsotto届todoくku
ささやかなsasayakana声koe まるでmarude雪yukiのようnoyou
穏odaやかなyakana沈黙chinmoku ただtada耳mimiをwo傾katamuけたketa
ちらちらchirachira瞬matataくku星hoshiのno
吐息toikiのno音otoさえsae
遠tooくへkuhe遠tooくへkuhe響hibiくku
空soraのno真下mashitaでde
あなたのanatano声koeなきnaki声koeもmo
すくえるだろうかsukuerudarouka
広hiroがるgaru波紋hamonのようにnoyouni
意識ishikiをwo溶toかしてkashite
静shizuかなkana静shizuかなkana渦uzuにni
身miをwo任makaせたらsetara
あなたのかすかなanatanokasukana声koeもmo
聞kiこえるだろうかkoerudarouka