懐なつかしい街まちを 二人ふたりで歩あるこう
君きみと手てを取とり合あって 言葉ことばはいらない
あの頃ころの街まちは 光ひかりにあふれて
どんなときでもいつも 輝かがやいて見みえた
君きみが僕ぼくを怒おこらせて 喧嘩けんかしたときも
僕ぼくが君きみを泣なかせて 途方とほうにくれたときも
街まちは笑わらっていて 僕ぼくらを包つつんでいた
懐なつかしい街まちで 二人ふたりは育そだった
坂さかを登のぼればそこに 今いまでも見みえるよ
つつましい暮くらし やさしい人ひとたち
変かわるもの 変かわらぬもの 見みおろす青空あおぞら
僕ぼくが君きみに打うち明あけた 胸むねの悲かなしみを
君きみがそっと両手りょうてで 受うけ止とめたあのときも
街まちは笑わらっていて 僕ぼくらを包つつんでいた
ふたりを包つつんでいた
懐natsuかしいkashii街machiをwo 二人futariでde歩aruこうkou
君kimiとto手teをwo取toりri合aってtte 言葉kotobaはいらないhairanai
あのano頃koroのno街machiはha 光hikariにあふれてniafurete
どんなときでもいつもdonnatokidemoitsumo 輝kagayaいてite見miえたeta
君kimiがga僕bokuをwo怒okoらせてrasete 喧嘩kenkaしたときもshitatokimo
僕bokuがga君kimiをwo泣naかせてkasete 途方tohouにくれたときもnikuretatokimo
街machiはha笑waraっていてtteite 僕bokuらをrawo包tsutsuんでいたndeita
懐natsuかしいkashii街machiでde 二人futariはha育sodaったtta
坂sakaをwo登noboればそこにrebasokoni 今imaでもdemo見miえるよeruyo
つつましいtsutsumashii暮kuらしrashi やさしいyasashii人hitoたちtachi
変kaわるものwarumono 変kaわらぬものwaranumono 見miおろすorosu青空aozora
僕bokuがga君kimiにni打uちchi明aけたketa 胸muneのno悲kanaしみをshimiwo
君kimiがそっとgasotto両手ryouteでde 受uけke止toめたあのときもmetaanotokimo
街machiはha笑waraっていてtteite 僕bokuらをrawo包tsutsuんでいたndeita
ふたりをfutariwo包tsutsuんでいたndeita