ささくれ 歌詞 斉藤和義 ふりがな付

ささくれだった心臓しんぞうでは 何なにをやってもうまく行いかない
錆さび付ついた血管けっかんの中なかじゃ 赤あかい血ちも行いき場ばを失うしなう

刷すり込こまれた知識ちしきは 本当ほんとうに僕ぼくのものなのか
教おしえて あの白しろい時間じかんが恋こいしいのさ
別べつの答こたえは何処どこだ 君きみは知しっているんだろう
それとも電話でんわひとつですぐ買かえるとでも言いうのかい?

理想りそうから現実げんじつを引ひけば 残のこったのは醜みにくい劣等感れっとうかん
いったい誰だれになりたいのさ 早はやく自分じぶんになりたいだけだろう?

出来できる事ことから始はじめるのさ それが一番いちばんの近道ちかみちだ
時ときには捨すてる事ことでしか進すすめない
刷すり込こまれた知識ちしきが 例たとえ誰だれかのものでも
あの白しろい空白くうはくの時間じかんを奪うばうことなどできやしない

出来できる事ことから始はじめるのさ 結局けっきょくはそれしかないんだ
思おもえば大事だいじなものなんてそんなにない
紛まぎれ込こんだ知識ちしきじゃ グルグル回まわるだけさ
それとも君きみはこの世界せかいが続つづくとでも言いうのかい?

そうだろう?
自意識じいしき過剰かじょうの馬鹿ばかが今夜こんやも笑わらわれてる
そうだろう?
自意識じいしき過剰かじょうの馬鹿ばかが君きみを笑わらわせてる