ホームに降おり立たち 渡わたる風かぜが涼すずしい
彼女かのじょはとまどう 響ひびくチャペルの鐘かねに
通とおりを ブーケを持もった
子供こどもたちが過すぎる
ざわめき 続つづいて 眺ながめてる
自分じぶんだけ異邦人いほうじん
彼女かのじょは ベンチで ヒールの汚よごれを拭ふく
ためいき いくつも 青空あおぞらに向むけてつく
乱みだれた 髪かみ直なおしても むなしさ残のこるだけ
それでも 最後さいごに あのひとへ
さよならを言いいたくて
知しってる あのひと もう遠とおくなることを
すべてが 彼女かのじょを 今日きょうから区切くぎることも
想おもいを 断たち切きるまでの
揺ゆれるだけの時間じかん
少女しょうじょが 微笑ほほえみ コスモスを
目めの前まえ静しずかに差さし出だして
ふとなごんでいく 心こころ 景色けしき
ホhoームmuにni降oりri立taちchi 渡wataるru風kazeがga涼suzuしいshii
彼女kanojoはとまどうhatomadou 響hibiくkuチャペルchaperuのno鐘kaneにni
通tooりをriwo ブbuーケkeをwo持moったtta
子供kodomoたちがtachiga過suぎるgiru
ざわめきzawameki 続tsuduいてite 眺nagaめてるmeteru
自分jibunだけdake異邦人ihoujin
彼女kanojoはha ベンチbenchiでde ヒhiールruのno汚yogoれをrewo拭fuくku
ためいきtameiki いくつもikutsumo 青空aozoraにni向muけてつくketetsuku
乱midaれたreta 髪kami直naoしてもshitemo むなしさmunashisa残nokoるだけrudake
それでもsoredemo 最後saigoにni あのひとへanohitohe
さよならをsayonarawo言iいたくてitakute
知shiってるtteru あのひとanohito もうmou遠tooくなることをkunarukotowo
すべてがsubetega 彼女kanojoをwo 今日kyouからkara区切kugiることもrukotomo
想omoいをiwo 断taちchi切kiるまでのrumadeno
揺yuれるだけのrerudakeno時間jikan
少女syoujoがga 微笑hohoeみmi コスモスkosumosuをwo
目meのno前mae静shizuかにkani差saしshi出daしてshite
ふとなごんでいくfutonagondeiku 心kokoro 景色keshiki