都会の中で 歌詞 松阪晶子 ふりがな付

電話でんわの音おとを聞ききたくなくて 冷蔵庫れいぞうこにほうり込こんだ日ひも
明日あしたになれば違ちがう朝あさが 来くると信しんじて眠ねむった夜よるも

胸むねの痛いたみおさえながら 部屋へやにすわり込こんでいる
もう何処どこへも行ゆけはしない 一人ひとりで歩あるけない

逢あいたくて切せつない夜よるを 越こえて心こころはあなたのもとへ
帰かえりたい今いますぐ 駆かけ出だして行いきたいよ
あてもなく裸足はだしでどこまでも 走はしり続つづけたあの日ひの夢ゆめは
そのままにいつまでも輝かがやいている

人ひとのにおいに敏感びんかんになり 電車でんしゃに乗のりたくないわがままも
出でかけて口唇くちびるが乾かわいて リップを買かいこれで10本目ぽんめ

やせた都会とかいの気きまぐれも なぐさめにもなれて来きたよ
でも自分じぶんであり続つづける気持きもちは変かわらない

くじけずに勇気ゆうきを出だして いつか輝かがやく未来みらいに向むかい
夢ゆめを見みる気持きもちを 熱あつく胸むねにつめこみ
負まけないで探さがし続つづける この手てにつかむその時ときまでは
激はげしさをいつまでも忘わすれたくない

逢あいたくて切せつない夜よるを 超こえて心こころはあなたのもとへ
帰かえりたい今いますぐ 駆かけ出だして行いきたいよ
あてもなく裸足はだしでどこまでも 走はしり続つづけたあの日ひの夢ゆめは
そのままにいつまでも輝かがやいている