月つきの光ひかりに 妖あやしく匂におう
花はなはあなたの 横よこたわる姿すがた
私わたしが死しんだら 櫻さくらになるわ
それがあなたの 口癖くちぐせだった。
櫻さくら、櫻さくら 夢ゆめかうつつか
ぼくを抱だきしめる あなたの幻まぼろし。
まるであなたの 涙なみだのように
花はなが散ちります はらはらと泣ないて
春はるにはかならず 櫻さくらとなって
会あいにいくわと あなたは言いった。
櫻さくら、櫻さくら 花はなにかくれて
ぼくにくちづける あなたの幻まぼろし。
空そらは明あけそめ 薄紅うすくれないに
花はなは輝かがやく 新あたらしい命いのち
愛あいする心こころは 永遠えいえんだから
春はるが来くるたび あなたは帰かえる。
櫻さくら、櫻さくら 花はなでつつんで
ぼくを眠ねむらせる あなたの幻まぼろし。
愛あいする心こころは 永遠えいえんだから
春はるが来くるたび あなたは帰かえる。
櫻さくら、櫻さくら 花はなでつつんで
ぼくを眠ねむらせる あなたの幻まぼろし。
月tsukiのno光hikariにni 妖ayaしくshiku匂nioうu
花hanaはあなたのhaanatano 横yokoたわるtawaru姿sugata
私watashiがga死shiんだらndara 櫻sakuraになるわninaruwa
それがあなたのsoregaanatano 口癖kuchiguseだったdatta。
櫻sakura、櫻sakura 夢yumeかうつつかkautsutsuka
ぼくをbokuwo抱daきしめるkishimeru あなたのanatano幻maboroshi。
まるであなたのmarudeanatano 涙namidaのようにnoyouni
花hanaがga散chiりますrimasu はらはらとharaharato泣naいてite
春haruにはかならずnihakanarazu 櫻sakuraとなってtonatte
会aいにいくわとiniikuwato あなたはanataha言iったtta。
櫻sakura、櫻sakura 花hanaにかくれてnikakurete
ぼくにくちづけるbokunikuchidukeru あなたのanatano幻maboroshi。
空soraはha明aけそめkesome 薄紅usukurenaiにni
花hanaはha輝kagayaくku 新ataraしいshii命inochi
愛aiするsuru心kokoroはha 永遠eienだからdakara
春haruがga来kuるたびrutabi あなたはanataha帰kaeるru。
櫻sakura、櫻sakura 花hanaでつつんでdetsutsunde
ぼくをbokuwo眠nemuらせるraseru あなたのanatano幻maboroshi。
愛aiするsuru心kokoroはha 永遠eienだからdakara
春haruがga来kuるたびrutabi あなたはanataha帰kaeるru。
櫻sakura、櫻sakura 花hanaでつつんでdetsutsunde
ぼくをbokuwo眠nemuらせるraseru あなたのanatano幻maboroshi。