素気すげない夢ゆめの花はなの香かおりは
胸むねの深ふかきに帰かえるらむ
愛あいは陶酔とうすいなどではなく
共ともに苦くるしむことだから
あなたが拒こばむ運命うんめいに
この身みをすべて捧ささげよう
あなたのその甘あまい吐息といきが
肌はだを切きり裂さいて這はう
心こころの底そこかき乱みだすのは
降ふりしきる真夏まなつの雪ゆき
何なにを知しれば許ゆるされて
何なにを殺ころせば生いきられて
怯おびえ続つづける沈黙ちんもくより
愛あいを冒おかし果はてるがいい
例たとえ心こころが千切ちぎれても
この目めですべて見届みとどけよう
炎ほのおが二人ふたりを焼やき尽つくし
愛あいの灰はいになりたい
目眩めまいのような光射ひかりさすのは
鮮あざやかな真昼まひるの月つき
胸むねにそよ吹ふく風かぜよ
私わたしを今遠いまとおく飛とばしてしまえ
髪かみに絡からみつく非情ひじょうな悪魔あくまとなり
あなたのその甘あまい吐息といきが
肌はだを切きり裂さいて這はう
心こころの底そこかき乱みだすのは
降ふりしきる真夏まなつの雪ゆき
炎ほのおが二人ふたりを焼やき尽つくし
愛あいの灰はいになりたい
目眩めまいのような光射ひかりさすのは
鮮あざやかな真昼まひるの月つき
素気sugeないnai夢yumeのno花hanaのno香kaoriはha
胸muneのno深fukaきにkini帰kaeるらむruramu
愛aiはha陶酔tousuiなどではなくnadodehanaku
共tomoにni苦kuruしむことだからshimukotodakara
あなたがanataga拒kobaむmu運命unmeiにni
このkono身miをすべてwosubete捧sasaげようgeyou
あなたのそのanatanosono甘amaいi吐息toikiがga
肌hadaをwo切kiりri裂saいてite這haうu
心kokoroのno底sokoかきkaki乱midaすのはsunoha
降fuりしきるrishikiru真夏manatsuのno雪yuki
何naniをwo知shiればreba許yuruされてsarete
何naniをwo殺koroせばseba生iきられてkirarete
怯obiえe続tsuduけるkeru沈黙chinmokuよりyori
愛aiをwo冒okaしshi果haてるがいいterugaii
例tatoえe心kokoroがga千切chigiれてもretemo
このkono目meですべてdesubete見届mitodoけようkeyou
炎honooがga二人futariをwo焼yaきki尽tsuくしkushi
愛aiのno灰haiになりたいninaritai
目眩memaiのようなnoyouna光射hikarisaすのはsunoha
鮮azaやかなyakana真昼mahiruのno月tsuki
胸muneにそよnisoyo吹fuくku風kazeよyo
私watashiをwo今遠imatooくku飛toばしてしまえbashiteshimae
髪kamiにni絡karaみつくmitsuku非情hijouなna悪魔akumaとなりtonari
あなたのそのanatanosono甘amaいi吐息toikiがga
肌hadaをwo切kiりri裂saいてite這haうu
心kokoroのno底sokoかきkaki乱midaすのはsunoha
降fuりしきるrishikiru真夏manatsuのno雪yuki
炎honooがga二人futariをwo焼yaきki尽tsuくしkushi
愛aiのno灰haiになりたいninaritai
目眩memaiのようなnoyouna光射hikarisaすのはsunoha
鮮azaやかなyakana真昼mahiruのno月tsuki