ふたりの明日 歌詞 渥美二郎 ふりがな付

俺おれのこの胸むねに 二度にどない春はるを
くれたお前まえの その瞳めに負まけた
寒さむい夜よるには お酒さけをのんで
甘あまえても いいんだよ
渡わたる世間せけんの 雨風あめかぜに
泣なけば苦労くろうの 甲斐かいがない

いつもわがままを 聞きいてた陰かげで
濡ぬれていただろ 冷つめたい雨あめに
俺おれを忘わすれて 倖しあわせひとつ
みつけたら いいものを
姉あねさん女房にょうぼうの 真似まねをする
可愛かわいおまえに 泣なける夜よる

風かぜに飛とばされて かさなり合あった
落おち葉ばみたいな 俺達おれたちふたり
つらい昨日きのうを 振ふり向むくよりも
幸しあわせに なるんだよ
夢ゆめのひとつに 片寄かたよせて
生いきてゆこうな 二人ふたりして