風邪かぜにたおれた おまえの寝顔ねがお
夢ゆめで泣ないたか ひとすじ涙なみだ
外そとで男おとこは 勝手かってなくらし
ふり向むくことも なかったか
馬鹿ばかな男おとこに 夾竹桃きょうちくとうの
花はながしみるよ
ほんの初はじめは 雨あまやどりでも
いつかつれそう 路地裏ろじうら住ずまい
俺おれがもすこし 器用きように生いきりゃ
苦労くろうもせずに すんだろが
馬鹿ばかな男おとこに 夾竹桃きょうちくとうの
花はながしみるよ
熱ねつがあるのに また起おきあがる
俺おれのためにと 夕ゆうげの支度したく
無理むりをするなと しかって抱だいた
背中せなかのうすさ 細ほそい肩かた
馬鹿ばかな男おとこに 夾竹桃きょうちくとうの
花はながしみるよ
風邪kazeにたおれたnitaoreta おまえのomaeno寝顔negao
夢yumeでde泣naいたかitaka ひとすじhitosuji涙namida
外sotoでde男otokoはha 勝手katteなくらしnakurashi
ふりfuri向muくこともkukotomo なかったかnakattaka
馬鹿bakaなna男otokoにni 夾竹桃kyouchikutouのno
花hanaがしみるよgashimiruyo
ほんのhonno初hajiめはmeha 雨amaやどりでもyadoridemo
いつかつれそうitsukatsuresou 路地裏rojiura住zumaいi
俺oreがもすこしgamosukoshi 器用kiyouにni生iきりゃkirya
苦労kurouもせずにmosezuni すんだろがsundaroga
馬鹿bakaなna男otokoにni 夾竹桃kyouchikutouのno
花hanaがしみるよgashimiruyo
熱netsuがあるのにgaarunoni またmata起oきあがるkiagaru
俺oreのためにとnotamenito 夕yuuげのgeno支度shitaku
無理muriをするなとwosurunato しかってshikatte抱daいたita
背中senakaのうすさnoususa 細hosoいi肩kata
馬鹿bakaなna男otokoにni 夾竹桃kyouchikutouのno
花hanaがしみるよgashimiruyo