噫あい………
酒さけのやさしさ 苦くっぽさ
いやというほど 滲にじみた夜よるは
背せなでしくしく 古賀こがメロディが
泣なくな泣なくなと 泣ないてたなあ
噫あい………
暗くらいとまり木ぎ 折おり鶴づるを
たたむ女おんなの よこ顔かおに
別きれたあいつの 行方ゆくえが何故なぜか
ふっと気きになる 夜更よふけ頃ごろ
噫あい………
人ひとのぬくもり 欲ほしさに
知しらぬ同志どうしが 肩かたならべ
注そそいで注そそがれて 憂うき世よのうさを
もやい酒ざけする 風かぜ酒場さかば
噫ai………
酒sakeのやさしさnoyasashisa 苦kuっぽさpposa
いやというほどiyatoiuhodo 滲nijiみたmita夜yoruはha
背senaでしくしくdeshikushiku 古賀kogaメロディmerodiがga
泣naくなkuna泣naくなとkunato 泣naいてたなあitetanaa
噫ai………
暗kuraいとまりitomari木gi 折oりri鶴duruをwo
たたむtatamu女onnaのno よこyoko顔kaoにni
別kiれたあいつのretaaitsuno 行方yukueがga何故nazeかka
ふっとfutto気kiになるninaru 夜更yofuけke頃goro
噫ai………
人hitoのぬくもりnonukumori 欲hoしさにshisani
知shiらぬranu同志doushiがga 肩kataならべnarabe
注sosoいでide注sosoがれてgarete 憂uきki世yoのうさをnousawo
もやいmoyai酒zakeするsuru 風kaze酒場sakaba