春に愛されるひとに わたしはなりたい 歌詞 花澤香菜 ふりがな付

なんでだろう 今いま あなたを思おもい出だしてるよ
覚悟かくご だけが 足たりないものなの
かばんには ほら 書かきなぐったままの未来図みらいず
息いきを吐はいて 叫さけぼう 「わたし」を

さよならを また ちからに変かえられるのかな
そんなふうに 強つよがってみるけど
風かぜに背せを向むけ 別べつの道みちを選えらんだときに
胸むねが どきっと 鳴なったよ

咲さきはじめた 新あたらしい自分じぶんを あきらめたりはしない

春はるに愛あいされるひとに わたしはなりたい
はじまりの息吹いぶき 感かんじるような
かがやきをまとい 笑わらって泣なけたら
美うつくしく 生いきていく ひとり

たとえばさ ほら かなわない夢ゆめの数かずを
かぞえ 眉まゆをひそめてしまうより
へたくそな でも 誰だれかをおもいやるための
言葉ことばだけを 歌うたおう

歩あるきはじめた 仲間なかまたちの背せに 心こころ奮ふるわされて

春はるにふさわしいひとに わたしはなりたい
凍いてつく寒さむさを 越こえていくような
信念しんねんを手てにして おもねることなく
まっすぐに 生いきていく ひとり

桜さくらはまた この世界せかいに 瑞々みずみずしく生うまれていく なんどでも

春はるに愛あいされるひとに わたしはなりたい
よみがえる希望きぼう くりかえす一歩いっぽ
小ちいさくてもいい 頼たよりなくてもいい
美うつくしく 生いきていく ひとり