僅わずか一輪いちりんの赤あかい花はなを手てに握にぎったその瞬間とき
解わかった棘とげの痛いたみ 流ながれる血ちを眺ながめ少すこしも嘆なげくこともなく
咲さき乱みだれる花はなは迷まようより早はやく全すべてを飲のみ込こんだ
自みずからの心こころまでも 本当ほんとうは分わかっていた儚はかなき終おわりの始はじまり
"もしもいつかやり直なおせるなら"
強つよく願ねがう 想おもいを遂とげたいと
けれどそれでも鮮あざやかに色いろづいた花はなは
時ときと共ともにいつの日ひか色褪いろあせてしまうのだろう…
愛あいされた日々ひびも守まもりきった場所ばしょも
全すべての記憶きおくがかけがえのない輝かがやき
けれど時ときを超こえて二度にどとは繰くり返かえせはしない
"もしもいつかやり直なおせるなら"
強つよく願ねがい 今いま叶かなうはずなのに
けれどそれでも理りを識しる花はなは
いつもいつまでもその掌てのひらの上うえで嗤わらうよ
"もしもいつかやり直なおせるなら"
淡あわい想おもい 散ちってしまったけど
けれどそれでも強つよく強つよく願ねがうから
あの丘おかに咲さいていた鮮あざやかな花はなだけは枯かれないで…
僅wazuかka一輪ichirinのno赤akaいi花hanaをwo手teにni握nigiったそのttasono瞬間toki
解wakaったtta棘togeのno痛itaみmi 流nagaれるreru血chiをwo眺nagaめme少sukoしもshimo嘆nageくこともなくkukotomonaku
咲saきki乱midaれるreru花hanaはha迷mayoうよりuyori早hayaくku全subeてをtewo飲noみmi込koんだnda
自mizukaらのrano心kokoroまでもmademo 本当hontouはha分waかっていたkatteita儚hakanaきki終oわりのwarino始hajiまりmari
"もしもいつかやりmoshimoitsukayari直naoせるならserunara"
強tsuyoくku願negaうu 想omoいをiwo遂toげたいとgetaito
けれどそれでもkeredosoredemo鮮azaやかにyakani色iroづいたduita花hanaはha
時tokiとto共tomoにいつのniitsuno日hiかka色褪iroaせてしまうのだろうseteshimaunodarou…
愛aiされたsareta日々hibiもmo守mamoりきったrikitta場所basyoもmo
全subeてのteno記憶kiokuがかけがえのないgakakegaenonai輝kagayaきki
けれどkeredo時tokiをwo超koえてete二度nidoとはtoha繰kuりri返kaeせはしないsehashinai
"もしもいつかやりmoshimoitsukayari直naoせるならserunara"
強tsuyoくku願negaいi 今ima叶kanaうはずなのにuhazunanoni
けれどそれでもkeredosoredemo理riをwo識shiるru花hanaはha
いつもいつまでもそのitsumoitsumademosono掌tenohiraのno上ueでde嗤waraうよuyo
"もしもいつかやりmoshimoitsukayari直naoせるならserunara"
淡awaいi想omoいi 散chiってしまったけどtteshimattakedo
けれどそれでもkeredosoredemo強tsuyoくku強tsuyoくku願negaうからukara
あのano丘okaにni咲saいていたiteita鮮azaやかなyakana花hanaだけはdakeha枯kaれないでrenaide…