旅たびはみちづれ 夜更よふけの雨あめが
苦労くろう承知しょうちの 身みを濡ぬらす
なにがなくとも ああつらくとも
寄より添そう命いのちが あるかぎり
泣なくな蛇じゃの目めの 傘かさひとつ
義理ぎりにつまづき 情なさけに転ころぶ
行いけば世間せけんに つきあたる
それが憂うき世よの ああさだめでも
あなたの値打ねうちは ここにいる
惚ほれたおんなの 目めでわかる
こんな私わたしを みつけてくれた
こんな大事だいじな ひとだから
ぼやき上戸じょうごの ああふたりにも
心こころは連つれ合あう 相生あいおいに
けだし夫婦ふうふの 花はなが咲さく
旅tabiはみちづれhamichidure 夜更yofuけのkeno雨ameがga
苦労kurou承知syouchiのno 身miをwo濡nuらすrasu
なにがなくともnaniganakutomo ああつらくともaatsurakutomo
寄yoりri添soうu命inochiがga あるかぎりarukagiri
泣naくなkuna蛇jaのno目meのno 傘kasaひとつhitotsu
義理giriにつまづきnitsumaduki 情nasaけにkeni転koroぶbu
行iけばkeba世間sekenにni つきあたるtsukiataru
それがsorega憂uきki世yoのno ああさだめでもaasadamedemo
あなたのanatano値打neuちはchiha ここにいるkokoniiru
惚hoれたおんなのretaonnano 目meでわかるdewakaru
こんなkonna私watashiをwo みつけてくれたmitsuketekureta
こんなkonna大事daijiなna ひとだからhitodakara
ぼやきboyaki上戸jougoのno ああふたりにもaafutarinimo
心kokoroはha連tsuれre合aうu 相生aioiにni
けだしkedashi夫婦fuufuのno 花hanaがga咲saくku