堕おちてきた 堕おちてきた
背伸せのびをしている
あんたが
きれい事ごと 並ならべた
あんたの素顔すがおが
落おちてきた
木枯こがらし 吹ふき抜ぬける
あれは寒さむい夜よるだった
ふらりと入はいった
小ちいさな飲のみ屋や
あんたが一人ひとりで
飲のんでいた
五杯目ごはいめを 飲のむ頃ころにゃ
あたいは
あんたの肩かたにもたれ
気付きづいた時ときには
枕まくらを並ならべ
その日ひからつまびく
数かぞえ唄うた
あんたは あたいの
躰からだを求もとめ
あたいは あんたの
心こころを探さぐる
ひとつになっても
ひとつになれない
今夜こんやもうつろな影かげふたつ
日ひめくりのカレンダー
幾枚破いくまいやぶり捨すてたものか
口紅くちべにの色いろ 変かえたのは
あたいの気紛きまぐれ
風かぜまかせ
悲かなしい歌唄うたうたっても
涙なみだなんて忘わすれたわ
優やさしい言葉ことば 拾ひろっても
でたらめ 嘘うそつき
口くちまかせ
あたいが
躰からだを求もとめた時ときにゃ
あんた あたいの心こころを探さぐる
ひとつになっても
ひとつになれない
今夜こんやもうつろな影かげふたつ
まわり まわって
落おち着つく果はては
心交こころかよわぬ ひとりよがり
指折ゆびおり いつまで
唄うたえばいいのか
あんたと あたいは数かぞえ唄うた
指折ゆびおり いつまで
唄うたえばいいのか
あんたと あたいは数かぞえ唄うた
あんたと
あたいは数かぞえ唄うた
堕oちてきたchitekita 堕oちてきたchitekita
背伸senoびをしているbiwoshiteiru
あんたがantaga
きれいkirei事goto 並naraべたbeta
あんたのantano素顔sugaoがga
落oちてきたchitekita
木枯kogaraしshi 吹fuきki抜nuけるkeru
あれはareha寒samuいi夜yoruだったdatta
ふらりとfurarito入haiったtta
小chiiさなsana飲noみmi屋ya
あんたがantaga一人hitoriでde
飲noんでいたndeita
五杯目gohaimeをwo 飲noむmu頃koroにゃnya
あたいはataiha
あんたのantano肩kataにもたれnimotare
気付kiduいたita時tokiにはniha
枕makuraをwo並naraべbe
そのsono日hiからつまびくkaratsumabiku
数kazoえe唄uta
あんたはantaha あたいのataino
躰karadaをwo求motoめme
あたいはataiha あんたのantano
心kokoroをwo探saguるru
ひとつになってもhitotsuninattemo
ひとつになれないhitotsuninarenai
今夜konyaもうつろなmoutsurona影kageふたつfutatsu
日hiめくりのmekurinoカレンダkarendaー
幾枚破ikumaiyabuりri捨suてたものかtetamonoka
口紅kuchibeniのno色iro 変kaえたのはetanoha
あたいのataino気紛kimaguれre
風kazeまかせmakase
悲kanaしいshii歌唄utautaってもttemo
涙namidaなんてnante忘wasuれたわretawa
優yasaしいshii言葉kotoba 拾hiroってもttemo
でたらめdetarame 嘘usoつきtsuki
口kuchiまかせmakase
あたいがataiga
躰karadaをwo求motoめたmeta時tokiにゃnya
あんたanta あたいのataino心kokoroをwo探saguるru
ひとつになってもhitotsuninattemo
ひとつになれないhitotsuninarenai
今夜konyaもうつろなmoutsurona影kageふたつfutatsu
まわりmawari まわってmawatte
落oちchi着tsuくku果haてはteha
心交kokorokayoわぬwanu ひとりよがりhitoriyogari
指折yubioりri いつまでitsumade
唄utaえばいいのかebaiinoka
あんたとantato あたいはataiha数kazoえe唄uta
指折yubioりri いつまでitsumade
唄utaえばいいのかebaiinoka
あんたとantato あたいはataiha数kazoえe唄uta
あんたとantato
あたいはataiha数kazoえe唄uta