白しろい部屋へや 何処どこまでも
続つづくように思おもえた 薄明うすあかり
「また嫌いやな夢ゆめを見みた」と目めをこするのだ
不幸ふこうだと嘆なげいては
度々たびたびにすべて恐おそろしくなる
浸ひたした その笑顔えがおはさ 変かわらないでいて
退屈たいくつな映画えいがで溢あふれた部屋へや
その晩ばんは綺麗きれいな黒くろの底そこで
手て招まねく眩暈めまいをまた飲のみ干ほして
思おもい知しってしまう
誰だれも彼かれも自分じぶん次第しだいです
幸しあわせを乞こうのはあなただけ
枯かれた喉のどで歌うたを繋つないで
彷徨さまようあなたの手てを取とった
酷ひどい雨あめ いつまでも
続つづくように思おもえた 宵よいの果はて
誰だれかに縋すがることもなく 目めを瞑つぶったんだ
下くだらない酒さけで傷いたんだ胸むねが
醜みにくくも受うけ入いれてしまうのは
逃にげ場ばをなくした瞳ひとみの色いろだ
馬鹿ばかみたいだよな
誰だれも彼かれも自分じぶん次第しだいです
人並ひとなみを問とうのはあなただけ
願ねがうほどに報むくわれないな
震ふるえるあなたの手てをほどいた
誰だれも彼かれも自分じぶん次第しだいです
幸しあわせを乞こうのはあなただけ
枯かれた喉のどで歌うたを繋つないで
彷徨さまようあなたの手てを取とった
底そこの知しれた期待きたいのせいで
ぼくらは明日あすに怯おびえるのだろう
何処どこか足たりない心こころを背負しょって
また夢ゆめに落おちてしまうんだろうな
白shiroいi部屋heya 何処dokoまでもmademo
続tsuduくようにkuyouni思omoえたeta 薄明usuakaりri
「またmata嫌iyaなna夢yumeをwo見miたta」とto目meをこするのだwokosurunoda
不幸fukouだとdato嘆nageいてはiteha
度々tabitabiにすべてnisubete恐osoろしくなるroshikunaru
浸hitaしたshita そのsono笑顔egaoはさhasa 変kaわらないでいてwaranaideite
退屈taikutsuなna映画eigaでde溢afuれたreta部屋heya
そのsono晩banはha綺麗kireiなna黒kuroのno底sokoでde
手te招maneくku眩暈memaiをまたwomata飲noみmi干hoしてshite
思omoいi知shiってしまうtteshimau
誰dareもmo彼kareもmo自分jibun次第shidaiですdesu
幸shiawaせをsewo乞koうのはあなただけunohaanatadake
枯kaれたreta喉nodoでde歌utaをwo繋tsunaいでide
彷徨samayoうあなたのuanatano手teをwo取toったtta
酷hidoいi雨ame いつまでもitsumademo
続tsuduくようにkuyouni思omoえたeta 宵yoiのno果haてte
誰dareかにkani縋sugaることもなくrukotomonaku 目meをwo瞑tsubuったんだttanda
下kudaらないranai酒sakeでde傷itaんだnda胸muneがga
醜minikuくもkumo受uけke入iれてしまうのはreteshimaunoha
逃niげge場baをなくしたwonakushita瞳hitomiのno色iroだda
馬鹿bakaみたいだよなmitaidayona
誰dareもmo彼kareもmo自分jibun次第shidaiですdesu
人並hitonamiをwo問toうのはあなただけunohaanatadake
願negaうほどにuhodoni報mukuわれないなwarenaina
震furuえるあなたのeruanatano手teをほどいたwohodoita
誰dareもmo彼kareもmo自分jibun次第shidaiですdesu
幸shiawaせをsewo乞koうのはあなただけunohaanatadake
枯kaれたreta喉nodoでde歌utaをwo繋tsunaいでide
彷徨samayoうあなたのuanatano手teをwo取toったtta
底sokoのno知shiれたreta期待kitaiのせいでnoseide
ぼくらはbokuraha明日asuにni怯obiえるのだろうerunodarou
何処dokoかka足taりないrinai心kokoroをwo背負syoってtte
またmata夢yumeにni落oちてしまうんだろうなchiteshimaundarouna