幾度いくどなく繰くり返かえされ
何度途絶なんどとだえ掛かけても
強つよさを増まし生いき続つづける宿命しゅくめい
開あけられない堅かたい檻おり
諦あきらめられない夢ゆめ
相反あいはんして見みえ
いつも隣となり合あわせ
夜毎夢見よごとゆめみて
待まち続つづけて(い)るのよ
裏切うらぎりもない絶望ぜつぼうもない国くにへ
あなたが 攫さらうその日ひを
いつか出逢であえると信しんじてる
目めを凝こらして探さがすわ
高たかい城壁じょうへき
茨掻いばらかき分わけ
迎むかえに来きてくれるでしょう
おとぎ話はなしなんかじゃないの
きっと巡めぐり会あえるわ
出逢であえたその時とき
閃光放せんこうはなたれ
煌きらめいた世界せかいが始はじまるのよ
思おもい描えがいた瞬間しゅんかんは
突とつとして訪おとずれる
ついに現あらわれた愛いとしの王子様おうじさま
お約束やくそくのよう交かわす
拍子抜ひょうしぬけの接吻せっぷん
着飾きかざり疲つかれたわたしは
服ふくを脱ぬぐ
貴方あなたの毒どくに蝕むしばまれる程ほどに
目めが冴さえていく 現実げんじつと化かす
ずっと望のぞんでいたはずなのに
いつか出逢であえた運命うんめいの日ひに
あなたの目め 奪うばうため
血ちが滲にじむほど
磨みがき上あげたわ
見合みあう人ひとになりたくて
おとぎ話はなしなんかじゃないわ
やっと巡めぐり会あえたの
夢ゆめが叶かなうことで夢ゆめから覚さめるなんて
想像そうぞうしなかっただけよ
めくりめくときは消きえ去さって
時代じだいは紡つむがれていく
生うまれた浪漫ろまんも
散ちりゆく花はなも
全すべて私わたしのかけらよ
いつかまた結むすばれるかしら
それまではさよならね
ただ待まつだけの
何なにもできない
無垢むくな少女しょうじょじゃないのよ
硝子がらすの靴くつは置おいて行いくわ
二足ふたあしとも綺麗きれいなまま
裸足はだしで駆かけ抜ぬけ
真実しんじつの夢ゆめを
自分じぶんの手てで掴つかみ取とってみせるわ
幾度ikudoなくnaku繰kuりri返kaeされsare
何度途絶nandotodaえe掛kaけてもketemo
強tsuyoさをsawo増maしshi生iきki続tsuduけるkeru宿命syukumei
開aけられないkerarenai堅kataいi檻ori
諦akiraめられないmerarenai夢yume
相反aihanしてshite見miえe
いつもitsumo隣tonaりri合aわせwase
夜毎夢見yogotoyumemiてte
待maちchi続tsuduけてkete(いi)るのよrunoyo
裏切uragiりもないrimonai絶望zetsubouもないmonai国kuniへhe
あなたがanataga 攫saraうそのusono日hiをwo
いつかitsuka出逢deaえるとeruto信shinじてるjiteru
目meをwo凝koらしてrashite探sagaすわsuwa
高takaいi城壁jouheki
茨掻ibarakaきki分waけke
迎mukaえにeni来kiてくれるでしょうtekurerudesyou
おとぎotogi話hanashiなんかじゃないのnankajanaino
きっとkitto巡meguりri会aえるわeruwa
出逢deaえたそのetasono時toki
閃光放senkouhanaたれtare
煌kiraめいたmeita世界sekaiがga始hajiまるのよmarunoyo
思omoいi描egaいたita瞬間syunkanはha
突totsuとしてtoshite訪otozuれるreru
ついにtsuini現arawaれたreta愛itoしのshino王子様oujisama
おo約束yakusokuのようnoyou交kaわすwasu
拍子抜hyoushinuけのkeno接吻seppun
着飾kikazaりri疲tsukaれたわたしはretawatashiha
服fukuをwo脱nuぐgu
貴方anataのno毒dokuにni蝕mushibaまれるmareru程hodoにni
目meがga冴saえていくeteiku 現実genjitsuとto化kaすsu
ずっとzutto望nozoんでいたはずなのにndeitahazunanoni
いつかitsuka出逢deaえたeta運命unmeiのno日hiにni
あなたのanatano目me 奪ubaうためutame
血chiがga滲nijiむほどmuhodo
磨migaきki上aげたわgetawa
見合miaうu人hitoになりたくてninaritakute
おとぎotogi話hanashiなんかじゃないわnankajanaiwa
やっとyatto巡meguりri会aえたのetano
夢yumeがga叶kanaうことでukotode夢yumeからkara覚saめるなんてmerunante
想像souzouしなかっただけよshinakattadakeyo
めくりめくときはmekurimekutokiha消kiえe去saってtte
時代jidaiはha紡tsumuがれていくgareteiku
生uまれたmareta浪漫romanもmo
散chiりゆくriyuku花hanaもmo
全subeてte私watashiのかけらよnokakerayo
いつかまたitsukamata結musuばれるかしらbarerukashira
それまではさよならねsoremadehasayonarane
ただtada待maつだけのtsudakeno
何naniもできないmodekinai
無垢mukuなna少女syoujoじゃないのよjanainoyo
硝子garasuのno靴kutsuはha置oいてite行iくわkuwa
二足futaashiともtomo綺麗kireiなままnamama
裸足hadashiでde駆kaけke抜nuけke
真実shinjitsuのno夢yumeをwo
自分jibunのno手teでde掴tsukaみmi取toってみせるわttemiseruwa