安寧あんねいの時ときは過すぎ 蠢うごめくは魍魎もうりょうの棲すむ都みやこ
敵てきを討うつ血飛沫ちしぶきに 残のこされた温ぬくもりが 鬼おにへと掻かき立たてる
帰かえらざる修羅しゅらの道みち 踏ふみ出だせば昨日きのうさえ遠とおい過去かこ
かりそめの命いのちだと いざ行ゆかん白刃舞しらはまう戦火せんかへ
若わかき生命せいめいと 旗はたはたゆたう
朱あかく燃もえて ユラユラユラ…
時代じだいの風かぜに 華はなは散ちり行いく
友ともよお前まえの 剣つるぎはいずこ
夢ゆめに破やぶれて 誠まことは燃もえる
されど己おのれは 修羅しゅらの道みちを行ゆく
「我われ、鬼おにとなりて…」
桜舞さくらまうように 踊おどる剣つるぎに
朱あかく染そまっては ハラハラ散ちる夢達ゆめたち
君きみが残のこした 言葉ことばが響ひびく
「散ちる事ことの無ない、華はななど無ない」と
瞳閉ひとみとじれば あの日ひの笑顔えがお
生うまれ変かわって 再ふたたび逢あおう
夢ゆめの続つづきを 共ともに掴つかもう
誠まことの旗はたに 託たくした夢ゆめを
故ゆえに己おのれは 修羅しゅらの道みちを行ゆく
「我われ、鬼おにとなりて…」
若わかき生命せいめいと 旗はたはたゆたう
朱あかく燃もえて ユラユラユラユラユラ…
安寧anneiのno時tokiはha過suぎgi 蠢ugomeくはkuha魍魎mouryouのno棲suむmu都miyako
敵tekiをwo討uつtsu血飛沫chishibukiにni 残nokoされたsareta温nukuもりがmoriga 鬼oniへとheto掻kaきki立taてるteru
帰kaeらざるrazaru修羅syuraのno道michi 踏fuみmi出daせばseba昨日kinouさえsae遠tooいi過去kako
かりそめのkarisomeno命inochiだとdato いざiza行yuかんkan白刃舞shirahamaうu戦火senkaへhe
若wakaきki生命seimeiとto 旗hataはたゆたうhatayutau
朱akaくku燃moえてete ユラユラユラyurayurayura…
時代jidaiのno風kazeにni 華hanaはha散chiりri行iくku
友tomoよおyoo前maeのno 剣tsurugiはいずこhaizuko
夢yumeにni破yabuれてrete 誠makotoはha燃moえるeru
されどsaredo己onoreはha 修羅syuraのno道michiをwo行yuくku
「我ware、鬼oniとなりてtonarite…」
桜舞sakuramaうようにuyouni 踊odoるru剣tsurugiにni
朱akaくku染soまってはmatteha ハラハラharahara散chiるru夢達yumetachi
君kimiがga残nokoしたshita 言葉kotobaがga響hibiくku
「散chiるru事kotoのno無naいi、華hanaなどnado無naいi」とto
瞳閉hitomitoじればjireba あのano日hiのno笑顔egao
生uまれmare変kaわってwatte 再futataびbi逢aおうou
夢yumeのno続tsuduきをkiwo 共tomoにni掴tsukaもうmou
誠makotoのno旗hataにni 託takuしたshita夢yumeをwo
故yueにni己onoreはha 修羅syuraのno道michiをwo行yuくku
「我ware、鬼oniとなりてtonarite…」
若wakaきki生命seimeiとto 旗hataはたゆたうhatayutau
朱akaくku燃moえてete ユラユラユラユラユラyurayurayurayurayura…