誰だれが塞ふさがれたこの瞳ひとみの奥おくに触ふれるのだろう
揺ゆれる陽炎かぎろいの中なかで見みつめていた月つきが嗤わらう
耳元みみもとで囁ささやき始はじめるレクイエムの誘惑ゆうわくを
傷きずつけることでしか抑おさえられないままで
痛いたみを闇やみにさらわれた僕ぼくは
還かえることなど出来できはしないから…
ちぎれた薔薇ばらを胸むねに抱だいて
真紅しんくの海うみに落おちてゆく
重かさなり合あう躰からだの上うえで
死しぬまで踊おどり続つづける
痛いたみを闇やみにさらわれた僕ぼくは
還かえることなど出来できはしないから…
もがき苦くるしむ穫と物もののように
意識いしきは奪うばわれるままに
快楽かいらくに溺おぼれて消きえてゆく
冷つめたいこの腕うでの中なかで
ちぎれた薔薇ばらを胸むねに抱だいて
真紅しんくの海うみに落おちてゆく
重かさなり合あう躰からだの上うえで
死しぬまで踊おどり続つづける
誰dareがga塞fusaがれたこのgaretakono瞳hitomiのno奥okuにni触fuれるのだろうrerunodarou
揺yuれるreru陽炎kagiroiのno中nakaでde見miつめていたtsumeteita月tsukiがga嗤waraうu
耳元mimimotoでde囁sasayaきki始hajiめるmeruレクイエムrekuiemuのno誘惑yuuwakuをwo
傷kizuつけることでしかtsukerukotodeshika抑osaえられないままでerarenaimamade
痛itaみをmiwo闇yamiにさらわれたnisarawareta僕bokuはha
還kaeることなどrukotonado出来dekiはしないからhashinaikara…
ちぎれたchigireta薔薇baraをwo胸muneにni抱daいてite
真紅shinkuのno海umiにni落oちてゆくchiteyuku
重kasaなりnari合aうu躰karadaのno上ueでde
死shiぬまでnumade踊odoりri続tsuduけるkeru
痛itaみをmiwo闇yamiにさらわれたnisarawareta僕bokuはha
還kaeることなどrukotonado出来dekiはしないからhashinaikara…
もがきmogaki苦kuruしむshimu穫to物monoのようにnoyouni
意識ishikiはha奪ubaわれるままにwarerumamani
快楽kairakuにni溺oboれてrete消kiえてゆくeteyuku
冷tsumeたいこのtaikono腕udeのno中nakaでde
ちぎれたchigireta薔薇baraをwo胸muneにni抱daいてite
真紅shinkuのno海umiにni落oちてゆくchiteyuku
重kasaなりnari合aうu躰karadaのno上ueでde
死shiぬまでnumade踊odoりri続tsuduけるkeru