暗闇くらやみ 響ひびく silence
深ふかく深ふかく身みを沈しずめている
名なも知しらぬ我わが身照みてらす
光ひかりを僅わずかに感かんじる
伸のばす手てを引ひく者ものは無なく
光ひかりを追おう身侭みままに任まかせ
存在そんざいの証明しょうめいを
八重やえに重かさね
紅あかく染そまっていく
美うつくしきその名なを呼よぶ声こえ
遥はるか空そら 鳥とりと月つき
自みずからを問とい確たしかめる
孤独こどくの丘おかに立たち
自みずからを見失みうしなっていく
ここから視みえる景色けしきは
あの頃ころと何なにも変かわらなくて
切きり崩くずしの迷路めいろの様よう
黒くろく濁にごってしまう
美うつくしさも儚はかなく散ちる
「まだ…未まだ…」
涙なみだを流ながして
存在そんざいの証明しょうめい
薄命はくめいの回想録かいそうろく
紅あかく染そまっていけ
花はなと咲さくか 月つきと陰かげるのか
まだ 全すべてを掛かけても
涙なみだを枯からして
暗闇kurayami 響hibiくku silence
深fukaくku深fukaくku身miをwo沈shizuめているmeteiru
名naもmo知shiらぬranu我waがga身照miteらすrasu
光hikariをwo僅wazuかにkani感kanじるjiru
伸noばすbasu手teをwo引hiくku者monoはha無naくku
光hikariをwo追oうu身侭mimamaにni任makaせse
存在sonzaiのno証明syoumeiをwo
八重yaeにni重kasaねne
紅akaくku染soまっていくmatteiku
美utsukuしきそのshikisono名naをwo呼yoぶbu声koe
遥haruかka空sora 鳥toriとto月tsuki
自mizukaらをrawo問toいi確tashiかめるkameru
孤独kodokuのno丘okaにni立taちchi
自mizukaらをrawo見失miushinaっていくtteiku
ここからkokokara視miえるeru景色keshikiはha
あのano頃koroとto何naniもmo変kaわらなくてwaranakute
切kiりri崩kuzuしのshino迷路meiroのno様you
黒kuroくku濁nigoってしまうtteshimau
美utsukuしさもshisamo儚hakanaくku散chiるru
「まだmada…未maだda…」
涙namidaをwo流nagaしてshite
存在sonzaiのno証明syoumei
薄命hakumeiのno回想録kaisouroku
紅akaくku染soまっていけmatteike
花hanaとto咲saくかkuka 月tsukiとto陰kageるのかrunoka
まだmada 全subeてをtewo掛kaけてもketemo
涙namidaをwo枯kaらしてrashite