蒼あおき草くさの海うみを あてなくかきわけ
流ながれる雲くもを追おいかけたら 何なにが見みえるだろう
はるか遠とおい空そらに この心こころかさねて
音おとも途絶とだえた時ときの中なかで 立たち尽つくすままだよ
手てのひらに花はなびらがヒラヒラと 風かぜに吹ふかれ揺ゆれて落おちる
胸むねの中なかむなしげに咲さいている 薄紅色うすべにいろの花はなよ
悲かなしく震ふるえてる ただ揺ゆられてる
深ふかい森もりの木々きぎに 体からだをあずけて
風かぜの唄うたへと耳澄みみすませば 涙頬なみだほほつたうよ
いつか忘わすれていた 置おき去ざりの記憶きおくさえ
人影絶ひとかげたえたこの場所ばしょでは 色褪いろあせるままだよ
目めの前まえには未来みらいがユラユラと やがて夢ゆめはこぼれ落おちる
大空おおぞらに羽広はねひろげ飛とんでゆく 光ひかりの中なかの鳥とりよ
静しずかに遠とおざかる いま消きえてゆく
手てのひらに花はなびらがヒラヒラと 風かぜに吹ふかれ揺ゆれて落おちる
胸むねの中なかむなしげに咲さいている 薄紅色うすべにいろの花はなよ
悲かなしく震ふるえてる ただ揺ゆられてる 彼方かなたで揺ゆれている
蒼aoきki草kusaのno海umiをwo あてなくかきわけatenakukakiwake
流nagaれるreru雲kumoをwo追oいかけたらikaketara 何naniがga見miえるだろうerudarou
はるかharuka遠tooいi空soraにni このkono心kokoroかさねてkasanete
音otoもmo途絶todaえたeta時tokiのno中nakaでde 立taちchi尽tsuくすままだよkusumamadayo
手teのひらにnohirani花hanaびらがbiragaヒラヒラhirahiraとto 風kazeにni吹fuかれkare揺yuれてrete落oちるchiru
胸muneのno中nakaむなしげにmunashigeni咲saいているiteiru 薄紅色usubeniiroのno花hanaよyo
悲kanaしくshiku震furuえてるeteru ただtada揺yuられてるrareteru
深fukaいi森moriのno木々kigiにni 体karadaをあずけてwoazukete
風kazeのno唄utaへとheto耳澄mimisuませばmaseba 涙頬namidahohoつたうよtsutauyo
いつかitsuka忘wasuれていたreteita 置oきki去zaりのrino記憶kiokuさえsae
人影絶hitokagetaえたこのetakono場所basyoではdeha 色褪iroaせるままだよserumamadayo
目meのno前maeにはniha未来miraiがgaユラユラyurayuraとto やがてyagate夢yumeはこぼれhakobore落oちるchiru
大空oozoraにni羽広hanehiroげge飛toんでゆくndeyuku 光hikariのno中nakaのno鳥toriよyo
静shizuかにkani遠tooざかるzakaru いまima消kiえてゆくeteyuku
手teのひらにnohirani花hanaびらがbiragaヒラヒラhirahiraとto 風kazeにni吹fuかれkare揺yuれてrete落oちるchiru
胸muneのno中nakaむなしげにmunashigeni咲saいているiteiru 薄紅色usubeniiroのno花hanaよyo
悲kanaしくshiku震furuえてるeteru ただtada揺yuられてるrareteru 彼方kanataでde揺yuれているreteiru