やわらかい波なみの中なかで 隠かくれるように溶とけてった
透すき通とおってく陽射ひざしは 水みずの底そこに沈しずんで
滲にじんだ僕ぼくの視界しかいで 揺蕩たゆたうように映うつした
終おわらない悲かなしみ
そっと残のこす影かげは連つらなって
翳かすんだ夢ゆめの途中とちゅうは 泣ないてたような気きがして
まだ続つづいている痛いたみが それを教おしえてくれたんだ
変かわらないものと変かわっていくこと 気きづいてられたら
戻もどらない想おもいにさえ ずっと僕ぼくでいれたかな?
消きえなくて 消きえなくて 繰くり返かえし 色褪いろあせてく
苦くるしくて 切せつなくて 忘わすれてしまいそうで
悲かなしそうな空見上そらみあげては 何度なんども伸のばした 手てを
振ふって 振ふって 振ふって 吹ふいた 透明とうめいな風かぜ
寂さびしそうに憂うれう僕ぼくの眼めに
何度なんども過あやまった日々ひび
触ふれて 触ふれて 触ふれて 不意ふいに 見みえる薄明はくめい
眩まぶしい憧憬どうけいの午後ごご 光ひかりのカーテン包つつんで
漂ただよう今いまを ずっと 僕ぼくはただ眺ながめてた
見みえなくて 見みえなくて 繰くり返かえし 遠とおざかってく
願ねがっても 想おもっても 置おき去ざりにしながら
悲かなしそうな空見上そらみあげては 何度なんども伸のばした 手てを
振ふって 振ふって 振ふって 吹ふいた 鈍色にびいろの風かぜ
楽たのしそうに笑わらう君きみが 眼めに何度なんども浮うかんだなら
触ふれて 触ふれて 触ふれたい 触ふれないままで 独ひとり
眩まぶしい憧憬どうけいの午後ごご 光ひかりのカーテン包つつんで
漂ただよう今いまを ずっと 僕ぼくはただ眺ながめてた
優やさしい倒影とうかげの跡あと 光ひかりの絨毯揺じゅうたんゆらいで
漂ただよう今いまも ずっと 君きみにはもう届とどかない
やわらかいyawarakai波namiのno中nakaでde 隠kakuれるようにreruyouni溶toけてったketetta
透suきki通tooってくtteku陽射hizaしはshiha 水mizuのno底sokoにni沈shizuんでnde
滲nijiんだnda僕bokuのno視界shikaiでde 揺蕩tayutaうようにuyouni映utsuしたshita
終oわらないwaranai悲kanaしみshimi
そっとsotto残nokoすsu影kageはha連tsuraなってnatte
翳kasuんだnda夢yumeのno途中tochuuはha 泣naいてたようなitetayouna気kiがしてgashite
まだmada続tsuduいているiteiru痛itaみがmiga それをsorewo教oshiえてくれたんだetekuretanda
変kaわらないものとwaranaimonoto変kaわっていくことwatteikukoto 気kiづいてられたらduiteraretara
戻modoらないranai想omoいにさえinisae ずっとzutto僕bokuでいれたかなdeiretakana?
消kiえなくてenakute 消kiえなくてenakute 繰kuりri返kaeしshi 色褪iroaせてくseteku
苦kuruしくてshikute 切setsuなくてnakute 忘wasuれてしまいそうでreteshimaisoude
悲kanaしそうなshisouna空見上soramiaげてはgeteha 何度nandoもmo伸noばしたbashita 手teをwo
振fuってtte 振fuってtte 振fuってtte 吹fuいたita 透明toumeiなna風kaze
寂sabiしそうにshisouni憂ureうu僕bokuのno眼meにni
何度nandoもmo過ayamaったtta日々hibi
触fuれてrete 触fuれてrete 触fuれてrete 不意fuiにni 見miえるeru薄明hakumei
眩mabuしいshii憧憬doukeiのno午後gogo 光hikariのnoカkaーテンten包tsutsuんでnde
漂tadayoうu今imaをwo ずっとzutto 僕bokuはただhatada眺nagaめてたmeteta
見miえなくてenakute 見miえなくてenakute 繰kuりri返kaeしshi 遠tooざかってくzakatteku
願negaってもttemo 想omoってもttemo 置oきki去zaりにしながらrinishinagara
悲kanaしそうなshisouna空見上soramiaげてはgeteha 何度nandoもmo伸noばしたbashita 手teをwo
振fuってtte 振fuってtte 振fuってtte 吹fuいたita 鈍色nibiiroのno風kaze
楽tanoしそうにshisouni笑waraうu君kimiがga 眼meにni何度nandoもmo浮uかんだならkandanara
触fuれてrete 触fuれてrete 触fuれたいretai 触fuれないままでrenaimamade 独hitoりri
眩mabuしいshii憧憬doukeiのno午後gogo 光hikariのnoカkaーテンten包tsutsuんでnde
漂tadayoうu今imaをwo ずっとzutto 僕bokuはただhatada眺nagaめてたmeteta
優yasaしいshii倒影toukageのno跡ato 光hikariのno絨毯揺juutanyuらいでraide
漂tadayoうu今imaもmo ずっとzutto 君kimiにはもうnihamou届todoかないkanai