傷きずだらけになった腕うでを 精一杯伸せいいっぱいのばし
全すべてを手てにしようとしてた
干ひからびた心こころの奥おくで
僅わずかに残のこる罪悪感いたみを
押おしつぶすように目めを閉とじる……
薄うすれた古ふるすぎる記憶きおくとともに
遠とおざかる全すべてがかすんで見みえる
不自然ふしぜんにゆがんだ景色けしき
叶かなうことない夢ゆめをまた目指めざして
鳥とりがゆくその先さきは ゆれる蜃気楼しんきろう……
憎にくしみだけが住すむ心こころに
僅わずかに触ふれた優やさしさを
気きづかぬフリして 突つき放はなす
一人ひとりで歩あるけなくなりそうだから
誰だれかがくれた笑顔えがおに 背せを向むけてしまえ
いつか失うしなうものならば……
壊こわし続つづけた絆きずなの欠片かけらだけを
一握ひとにぎりだけ胸むねのポケットの中なかへ……
心こころに広ひろがる砂漠さばく 今いま 潤うるおすのは
時折零ときおりこぼれた涙なみだ
精一杯伸せいいっぱいのばした 傷きずだらけの腕うで
受うけ入いれてくれるのは 揺ゆれる蜃気楼しんきろう
傷kizuだらけになったdarakeninatta腕udeをwo 精一杯伸seiippainoばしbashi
全subeてをtewo手teにしようとしてたnishiyoutoshiteta
干hiからびたkarabita心kokoroのno奥okuでde
僅wazuかにkani残nokoるru罪悪感itamiをwo
押oしつぶすようにshitsubusuyouni目meをwo閉toじるjiru……
薄usuれたreta古furuすぎるsugiru記憶kiokuとともにtotomoni
遠tooざかるzakaru全subeてがかすんでtegakasunde見miえるeru
不自然fushizenにゆがんだniyuganda景色keshiki
叶kanaうことないukotonai夢yumeをまたwomata目指mezaしてshite
鳥toriがゆくそのgayukusono先sakiはha ゆれるyureru蜃気楼shinkirou……
憎nikuしみだけがshimidakega住suむmu心kokoroにni
僅wazuかにkani触fuれたreta優yasaしさをshisawo
気kiづかぬdukanuフリfuriしてshite 突tsuきki放hanaすsu
一人hitoriでde歩aruけなくなりそうだからkenakunarisoudakara
誰dareかがくれたkagakureta笑顔egaoにni 背seをwo向muけてしまえketeshimae
いつかitsuka失ushinaうものならばumononaraba……
壊kowaしshi続tsuduけたketa絆kizunaのno欠片kakeraだけをdakewo
一握hitonigiりだけridake胸muneのnoポケットpokettoのno中nakaへhe……
心kokoroにni広hiroがるgaru砂漠sabaku 今ima 潤uruoすのはsunoha
時折零tokiorikoboれたreta涙namida
精一杯伸seiippainoばしたbashita 傷kizuだらけのdarakeno腕ude
受uけke入iれてくれるのはretekurerunoha 揺yuれるreru蜃気楼shinkirou