夜よるを描えがいてくように
歩あるいてく たんたんと
見みせかけのおもちゃみたいな
涙なみだを零こぼしたんだ
苦くるしさを紛まぎらす 嘘うそは
逃にげ場ばをなくして しまうよ
単純たんじゅんな事ことさえ見みえなくなるのは
よぎる君きみ あの日ひの焼やけた景色けしき
何度なんども言いったって 伝つたわんないや
焦こげ付ついた気持きもちなんて
溺おぼれてゆく 言葉ことばだけが 沈しずんでゆく
戻もどらないかたちが 今いまも
僕ぼくを引ひき裂さいてさ 笑わらうよ
本当ほんとうの僕ぼくはもう 居いなくていいけど
君きみだけは そばにいてくれるかな
何度なんども言いったって 伝つたわんないな
枯かれ果はてた声こえ揺ゆらして
こぼれてゆく 想おもいだけが 泳およいでゆく
何回なんかいだって繰くり返かえして
そのたび不安ふあんを重かさねたって
変かわらない僕ぼくと思おもいだけが
くだらない今日きょうを溶とかしていく
単純たんじゅんな事ことほど見みえなくなるから
笑わらう君きみ あの歌うた 褪あせた景色けしき
簡単かんたんな言葉ことばも震ふるえてしまうから
いつまでも 空そらを泳およぐこの声こえ
何度なんども言いったって 伝つたわんないや
焦こげ付ついた気持きもちなんて
溺おぼれてゆく 言葉ことばだけが 君きみの膜まくを 揺ゆらせぬまま
沈しずんでゆく
夜yoruをwo描egaいてくようにitekuyouni
歩aruいてくiteku たんたんとtantanto
見miせかけのおもちゃみたいなsekakenoomochamitaina
涙namidaをwo零koboしたんだshitanda
苦kuruしさをshisawo紛magiらすrasu 嘘usoはha
逃niげge場baをなくしてwonakushite しまうよshimauyo
単純tanjunなna事kotoさえsae見miえなくなるのはenakunarunoha
よぎるyogiru君kimi あのano日hiのno焼yaけたketa景色keshiki
何度nandoもmo言iったってttatte 伝tsutaわんないやwannaiya
焦koげge付tsuいたita気持kimoちなんてchinante
溺oboれてゆくreteyuku 言葉kotobaだけがdakega 沈shizuんでゆくndeyuku
戻modoらないかたちがranaikatachiga 今imaもmo
僕bokuをwo引hiきki裂saいてさitesa 笑waraうよuyo
本当hontouのno僕bokuはもうhamou 居iなくていいけどnakuteiikedo
君kimiだけはdakeha そばにいてくれるかなsobaniitekurerukana
何度nandoもmo言iったってttatte 伝tsutaわんないなwannaina
枯kaれre果haてたteta声koe揺yuらしてrashite
こぼれてゆくkoboreteyuku 想omoいだけがidakega 泳oyoいでゆくideyuku
何回nankaiだってdatte繰kuりri返kaeしてshite
そのたびsonotabi不安fuanをwo重kasaねたってnetatte
変kaわらないwaranai僕bokuとto思omoいだけがidakega
くだらないkudaranai今日kyouをwo溶toかしていくkashiteiku
単純tanjunなna事kotoほどhodo見miえなくなるからenakunarukara
笑waraうu君kimi あのano歌uta 褪aせたseta景色keshiki
簡単kantanなna言葉kotobaもmo震furuえてしまうからeteshimaukara
いつまでもitsumademo 空soraをwo泳oyoぐこのgukono声koe
何度nandoもmo言iったってttatte 伝tsutaわんないやwannaiya
焦koげge付tsuいたita気持kimoちなんてchinante
溺oboれてゆくreteyuku 言葉kotobaだけがdakega 君kimiのno膜makuをwo 揺yuらせぬままrasenumama
沈shizuんでゆくndeyuku