あれから僕ぼくら幾星霜いくせいそう
始はじまりが遠とおくに霞かすむ
国道こくどうの朝焼あさやけ
浅虫あさむしの黄昏たそがれ
辛つらい事こと 泣ないた事こと 笑わらった事こと
一ひとつが二ふたつあって 手てを結むすんだら一ひとつで
二人ふたりが分わかち合あって 一ひとつずつの夢ゆめ
悲かなしみのない世界せかいで 眠ねむって 眠ねむって
明日あしたの事こととか それはまた別べつのお話はなし
冷つめたい雪ゆきの粒つぶが
思おもい出でを積つみ上あげる夜よる
君きみは優やさしく笑わらう
春はるを待まつ想望そうぼう
ストーブがしんと鳴なる部屋へやの中なか
一ひとつが二ふたつあって 名なを呼よび合あえば一ひとつで
二人ふたりが分わかち合あって 一歩いっぽずつの歩あゆみ
悲かなしみのない世界せかいで 眠ねむって 眠ねむって
明日あしたの事こととか それはまた別べつのお話はなし
辛つらい事ことも 泣ないた事ことも 笑わらった事ことも
赤あかくなる
夕焼ゆうやけがやってくる頃ころに
僕ぼくらは皆みんな赤あかくなる
いい人ひとも 悪わるい人ひとも 怒おこった人ひとも
赤あかくなる
夕焼ゆうやけがやってくる頃ころに
等ひとしく皆みんな赤あかくなる
一ひとつが二ふたつあって 笑わらい合あえたら一ひとつで
二人ふたりが分わかち合あって たった一ひとつの願ねがい
悲かなしみのない世界せかいで 眠ねむって 眠ねむって
明日あしたの事こととか それはまた別べつのお話はなし
あれからarekara僕bokuらra幾星霜ikuseisou
始hajiまりがmariga遠tooくにkuni霞kasuむmu
国道kokudouのno朝焼asayaけke
浅虫asamushiのno黄昏tasogare
辛tsuraいi事koto 泣naいたita事koto 笑waraったtta事koto
一hitoつがtsuga二futaつあってtsuatte 手teをwo結musuんだらndara一hitoつでtsude
二人futariがga分waかちkachi合aってtte 一hitoつずつのtsuzutsuno夢yume
悲kanaしみのないshiminonai世界sekaiでde 眠nemuってtte 眠nemuってtte
明日ashitaのno事kotoとかtoka それはまたsorehamata別betsuのおnoo話hanashi
冷tsumeたいtai雪yukiのno粒tsubuがga
思omoいi出deをwo積tsuみmi上aげるgeru夜yoru
君kimiはha優yasaしくshiku笑waraうu
春haruをwo待maつtsu想望soubou
ストsutoーブbuがしんとgashinto鳴naるru部屋heyaのno中naka
一hitoつがtsuga二futaつあってtsuatte 名naをwo呼yoびbi合aえばeba一hitoつでtsude
二人futariがga分waかちkachi合aってtte 一歩ippoずつのzutsuno歩ayuみmi
悲kanaしみのないshiminonai世界sekaiでde 眠nemuってtte 眠nemuってtte
明日ashitaのno事kotoとかtoka それはまたsorehamata別betsuのおnoo話hanashi
辛tsuraいi事kotoもmo 泣naいたita事kotoもmo 笑waraったtta事kotoもmo
赤akaくなるkunaru
夕焼yuuyaけがやってくるkegayattekuru頃koroにni
僕bokuらはraha皆minna赤akaくなるkunaru
いいii人hitoもmo 悪waruいi人hitoもmo 怒okoったtta人hitoもmo
赤akaくなるkunaru
夕焼yuuyaけがやってくるkegayattekuru頃koroにni
等hitoしくshiku皆minna赤akaくなるkunaru
一hitoつがtsuga二futaつあってtsuatte 笑waraいi合aえたらetara一hitoつでtsude
二人futariがga分waかちkachi合aってtte たったtatta一hitoつのtsuno願negaいi
悲kanaしみのないshiminonai世界sekaiでde 眠nemuってtte 眠nemuってtte
明日ashitaのno事kotoとかtoka それはまたsorehamata別betsuのおnoo話hanashi